« 1巻完結ラノベの傑作『MONUMENT あるいは自分自身の怪物』 | トップページ | 川上未映子・村上春樹の対談『みみずくは黄昏に飛びたつ』がタメになるのでまとめる »

就職活動する学生向けに6冊紹介したが、即効性のある「さわり」をまとめる

現在進行形で就活している方や、来年に控えている方に向けて、6冊の本を紹介した。

全文は以下のリンク先で読めるが、例によって長文になった。しつこく何度も書いているが、言葉は武器である。エントリーシートや面接で飛び交うのは言葉だ。だから、言葉の実弾を準備しよう。

[答えが見つからないときは、問題を変えてみよう。就活という問いに向き合うスゴ本6冊]

ここでは、即効性のある「さわり」と、強調し足りなかった点をまとめる。

世界は、誰かの仕事でできている

まず、即効性のあるところ。「明日面接なんだよ、本なんて読んでられっか!」という人はここだけ対策しよう。

まず、ジョージアのあれ。他人事を自分の仕事とする。一つ一つは小さいかもしれないが、そんな誰かの仕事のおかげで、世界ができている。私が「いい仕事」をすることが、結果的に世界をよくすることにつながる。アレンジ例は、リンク先の『自分の仕事をつくる』節を参照。

次は、レオナルド・ダ・ヴィンチが書いたエントリーシート。万能の天才と呼ばれた彼も、就活に苦労したらしい。今でも役立つ自己プレゼンの技術は、リンク先の『ルネサンスの世渡り術』の節。レオナルドの天才すぎる面接術は、斜め上すぎるので割愛したが、めちゃくちゃ面白いぞ。

言葉は盗め!

そして、これも何度も書いたが、オリジナリティ糞喰らえ。自分を深く知ろうとか、本当の自分を探そうとか、心の底からどうでもいい。自分の好きなものから探そう。

でも、どうやって?

その「探し方」に相当するものを4冊、「探す例」として2冊紹介した。この記事を読んで、「いいな!」と思ったら、言葉は盗め(ここ重要)。そして自分のモノにしろ。

盗んだ言葉はすぐ使えない。自分のモノにするために、まずストックを自分の「外側」から探す。言葉にはエピソードを付けろ。エピソードは「盛れ」。嘘をついてはいけないが、ホントのことを言わなくてもいい。盗むべき言葉は、相手に刺さる言葉だ(自己満足禁止)。どこから「探す」か、どこまで「盛る」か、何が「刺さる」か、その機微も書いた。

そして、面接担当に向けた実弾に仕立てて欲しい。あなたが悩んでいる問題は、先人が悩んできたものであり、その傾向と対策も揃っている。就職後も役立つやつばかりなので、末永く使い倒して欲しい。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 1巻完結ラノベの傑作『MONUMENT あるいは自分自身の怪物』 | トップページ | 川上未映子・村上春樹の対談『みみずくは黄昏に飛びたつ』がタメになるのでまとめる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1巻完結ラノベの傑作『MONUMENT あるいは自分自身の怪物』 | トップページ | 川上未映子・村上春樹の対談『みみずくは黄昏に飛びたつ』がタメになるのでまとめる »