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PMP試験対策 2.2 立上げ

 ここでは、「立上げ」の目的と、行っているプロセスを説明する。

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■「立上げ」の目的

 プロジェクトを「正式」なものにすることが目的。正式なものにするために、公式な認可を支援したり、プロジェクトのフレームワークを明確化したりする。

 注意点は、1回だけではないこと。プロジェクトが複数のフェーズに分かれている場合は、フェーズごとに「立上げ」がなされることがある。このとき、立上げでは、プロジェクトに必要な資源の可用性や開始基準が検証され、プロジェクトを続けるか、遅らせるか、中止するかの決定が下される。

■「立上げ」でやっていることTatiage_1

4.1 プロジェクト憲章作成

 ビジネスニーズやプロジェクトの妥当性、顧客の要求事項の文書化を行う。また、これらの要求事項を満たすプロダクト、サービス、所産(result)の文書化も行う。プロジェクトマネージャの権限レベルや要約予算も記載する。プロジェクト憲章により、プロジェクトは正式に認可される

4.2 プロジェクトスコープ記述書暫定版作成

 プロジェクト・イニシエーターやスポンサーから提供される情報をもとに、プロジェクトと成果物への要求事項、プロダクトやサービスの要求事項を文書化する。同時に、プロジェクトの境界や、成果物の受入れ方法、スコープのコントロール方法も検討し、文書化する。初期のWBSや超概算見積り(-50%から+100%の見積り精度)、制約条件や初期のリスクも記載する。

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PMP試験対策【まとめ】

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