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トイレで寝る技術

 「椅子で寝る技術」[参照]は参考になった。よく椅子から転げ落ちるので床ダンボールで寝てたが、このおかげで椅寝へアップグレードできた。感謝感謝。

 それでも椅子寝になるということは、ちゃんと睡眠時間が確保できない状況だということ。最終ビルドが通るまで、あるいはテストクリアまで、はたまた納品検収が終わるまで、眠気との闘いとなる。「タスケテ…5分でいいから寝かせて」「もうゴールしてもいいよね?」などとぶつぶつ呟きながらゾンビのごとくPCに向かう。

 カフェイン剤の併飲はキケンだし、あれは眠れなくなるだけであってシャッキリするわけではない。薬物に頼るぐらいなら、少しでいいので眠っちゃおう。しかし、机に突っ伏そうものなら「テメェ何寝てんだよ!」などと他のゾンビから罵倒とともに蹴りパンチが入ること必至なので、トイレに逃げ込んで眠ろう。

 以下、トイレで寝るポイント

[その1] 目覚ましを複数仕掛けよう

 まず、起きる時刻を決めよう。そして、ぜったい起きられるように、タイマーを仕掛けよう。しかも幾重にも。目覚めたら深夜だった!なんてことにならないように(経験者ハ語ル)。キッチンタイマーがお手軽で吉。

[その2] 携帯は電源OFFにして、自動起動モードで

 トイレでピピピとしたくない人は、携帯のバイブレートアラームを使ってもいいだろう。ただし、携帯の電源を入れておくと容赦なく呼び出される。トイレの個室で着信するとマヌケなので、電源は切る。そして、一定の時刻(時間)になると自動起動するようにしておこう。

[その3] 独自のスイミンスタイルを考えよう

 いつものように座るのもいいし、あぐらをかいたり、体育座りしてもOK。ただしフタは開けておくこと。よくやるのが、大きめのタオルにアロマオイル(なければせっけん液)を一滴たらして顔をうめる。姿勢は「飛行機が墜落するときの乗客」のあれね。ズボンを下ろすか否かはお好み次第で。

[その4] 隣人に気を使おう

 歯磨きしたり顔洗ったりするだけでなく、オムツを替えたりオナニーしたり、トイレでは色々なことをしてる人がいる(はずだ)。がんばってる隣人に余計なプレッシャーを与えないよう静かに眠ろう。いびき御法度。てか、個室でいびきが聞こえてきたら、脳卒中を疑われる。あお向けよりも、うつ伏せ気味の姿勢の方がいびきをかきにくいぞ。

[その5] トイレの目的を忘れずに

 短時間でしっかり眠ったら、個室を出る前に、出すものを忘れないように。することやってスッキリしよう。本来の目的を果たさずに、トイレを後にするようなら、それはトイレさまに失礼というもの。

 以上、あなたの快眠トイレライフを祈る…というよりも、むしろトイレで眠るハメにならないよう祈るべきかな。世間サマがお休みのお盆こそ、システム屋のリリースどき、眠くてたまらないときは、ムリせずトイレへどうぞ。

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