育児とはつまり○○と○○
びろうな話ご容赦。ゲロと下痢ネタなので読み進める方はご注意を。この話題、ブログを見てもあんまり書いていない。これは、パパブロガーがそうした「処理」を避けてるからか、ママブロガーが「○月×日、下痢がひどい」と簡単にしちゃってるからか。
とどのつまり、きちんと餌を与えちゃんと排泄させることが、育児。愛やしつけはもちろん大切だが、先ずしっかりと食べさせ、良いうんちをさせることが基本。
なにかでバランスが崩れると、これがゲロや下痢になる。
赤ちゃんがいるご家庭を訪問したことがあるだろうか? きっと甘いホワホワした匂い(ミルク・おっぱい)が漂っていて、なんだかくすぐったい気分になったに違いない。
では、小さい子ども(1~2歳)がいるご家庭は? 甘酸っぱい臭いが微かにする。それがゲロか下痢。
よく「子育ては夜泣きが大変だよー苦労するよー」と脅かす先輩パパがいるが、ありゃ半分だ。確かにそれも苦労だが、ゲロと下痢の比じゃねぇ。
まずゲロ。メシ喰ってる横で予告なく盛大に吐く。壊れた蛇口から溢れ出る噴水のごとく、┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ってな感じ。
それから下痢。やっぱりメシ喰ってる横で盛大に出す。服とは保温や装飾のためだけではなく、溢れる下痢便から周囲を守るためのガードという役割もあるのだと実感させられる。
どちらもあまりにスゴい。おもわず「水芸?」とツッコミ入れて嫁からハタかれたりする。
これがオトナだったなら、予告編として暗黒ゲップ音が続く。あるいは口やシリを押さえたりトイレに駆け込むといった、それなりの努力はするだろう。しかし、子どもは遠慮なし。出すだけ出して、ケロリとしてる。のん気なもんだ。
赤ちゃんなら許可。飲んでるのはオッパイかミルクなので後始末もラクなもの。だが幼児だと喰ってるものも親と同じ。なので、臭いはわたしと同じ。どちらも固形物を流してせっけんで手もみ洗いしなきゃならぬ。服だけではない。布団もだ。カーペットもだ。はては食器やちゃぶ台もだ。
これが夜昼となく繰り返される。寝ていると異様な臭気で起こされる。防水シートに手をついて感謝する。でも布団は台無しになっている。この冬空に何回も洗濯機をまわす(乾かないのよ)。カーペットは徹底的にふき取って消臭スプレーをたっぷりと。
温まってくるとゲロくさくなるPCに向かうたびに、この話題を思い出すべく書いた。育児の基本はゲロと下痢。愛としつけはその次だ。
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コメント
いつも、いろいろな意味で楽しく拝見させていただいています。
今回の育児ねたも子供を持たない身からすると、驚きとともに想像を超えるところから飛んできた新事実です。
自分がそうやって育てられてきたことを思うと、改めて親に感謝すべきなのだなと感じました。
やってみないとわからないこと、親になってみないとわからないこと、たくさんあるのですね。
取り留めのない感想で申し訳ないですが、一読者の声として、一言お礼申し上げます。
投稿: e493 | 2005.12.22 00:33
e493 さん、コメントありがとうございます。
「やってみないとわからない」…おっしゃる通りです。わたし自身、自分がそういう目(=ゲロと下痢まみれの日々)になるまでは、知りませんでした。いい加減なわたしですが、それでもオトナとしてすこしはマシな人間になれたのは、子育てを通じて得た「おもいやり」だの「感謝のきもち」だの「いのちへの義務」に由るところが大きいです。親業を通じてわたしも成長しているのだといえます。
その一方で、最近の掛け声「少子化」ってのは、子どもがすくなくなっていることを指すのではなく、親をやる人が減っているんだなーと思ったり。
投稿: Dain | 2005.12.22 09:44