女はツンデレなのよ、気をつけなさい
年頃になったなら、あきらめなさい
子猫の顔していても、結婚したら
ツンケンのツノが出る、そーいうものよ
このヒトだけはー大丈夫だなんてー
うっかり信じたらーダメダメ、ダメ、ダメダメよ
D・V・D! D・V・D! ホラホラ呼んでいるよ
今日もまた誰か、VIPのピンチ~
… … … …。
… …。
…。
ついカッとなって書いてしまった。今は反省している。
和風で挙式する花嫁の頭に「角隠し」が被せられる。ありゃ「ツンデレのツノを隠す」と勝手に解釈していたが、間違い。女の長い髪には霊力が宿るとされていたので、嫁ぐ際に災いを一緒に持ち込まないようにという考えが基となっているらしい。
しかし、今じゃ誤解の方が正しいのではないか? 先般の記事「ツンデレを嫁にするとどうなるか」[参照]の反響を見ると、激しく勘ちがいしてる方がいる。この記事の結論は、ツンデレは2次元のキャラ属性であって、3次元では「すべてがツンデレになる」んだよ。
女はみんな、ツンデレになる
これ真。いまツンデレじゃなくっても、いずれそうなる。そしてそうなることが分かるのは、ダンナさんだけという悲劇に全米が泣いた。異論がある方はどうぞ。偽である反証をたった一つでも示してくれ。「ウチのヨメはツンデレじゃない!」と。
反例→「ツンデレじゃなくって、いつもツンケンしてる」
飲み屋やネット界隈で「ツン」だけを強調する話を聞くが、それは半分だけ。必ずある「デレ」を意図的に伏せて、「ウチのヨメはこんなに鬼嫁」と自嘲のような自慢(?)をする。それは「それでも家族をやっているオレサマ偉い」の反語だよ。
だから、聞かされるほうは「はぁはぁ大変ですねー、私も覚悟しときます」なんて調子あわせておくだけでいいんだよ。間違っても「ツンが全て」と思わないように。「デレ」の範囲が人によって違うだけ。
デレの範囲は人それぞれなのだが…
ツンデレを嫁にすると、デレ範囲が「人目あり/なし」から「おんなスイッチオン/オフ」に変化することは先のエントリで書いたが、一つ抜けがあった。それは、「ツンデレに子どもができるとどうなるか?」の答えだ。
答え→デレ範囲がもっと狭くなる。子どもの目は他者の目。「こら、子どもが見てるでしょ!」「もぉ、赤ちゃん起きちゃうよ?」は子持ちなら一度は聞いたセリフ。それでも、「いいじゃないか」「でも」「ホラ、ここ、こんなに(以下自粛)」と続くのは一度ならず二度三度だろ。
ポイントは子どもができるとツン範囲が拡大すること。だから究極の形態は、布団の中でだけ、となる。布団の中だけデレ、他の全てがツンの世界。逃げちゃダメだ。リアルとはそういうもの。
嫁までの距離と手を動かせる範囲は極めて狭い。そう、まるでディスプレイとマウスで形作られる世界と同じぐらい。かつて、この狭い世界から抜け出るべく、PCの電源を落とし、リアルに女を求め、嫁を得、親となり… そして、こうして狭い布団の中であらためて気付く、「還ってきたんだ」と。
ツン→デレ脳内変換の重要性
範囲だけではない。夫婦も長くなってくると、「ちょっ、おまっ…これが人に放っていい言葉か!?」と叫びたくなるほどキツいのが来る。まるで精神攻撃への耐性を試すアスカ使徒のごとく、情け容赦のない口撃を浴びせてくる。先の記事でも述べたように、極化するツンだ。
これに、「なんだよ!」といきり立つのは良策だろうか? いや、それは逆効果というもの。やれば分かるが、口喧嘩では女に勝てない。すると、泥沼化させないために、受け流すことがどうしても必要になる。
このとき、とても役立つのが脳内変換だ。どんなにツラい「ツン」がきても、嫁はツンデレなんだとひたすら念ずることで、以下の通りに変換できる。
ξ*゚⊿゚)ξ アンタと一緒だとイライラするの!
(〃▽〃) あなたの前だと素直になれなくて…てへ。
ξ*゚⊿゚)ξ さあ、さっさと会社行って稼いできてよ!
(〃▽〃) は、早く行ったら早く帰ってこれるでしょっ!
ξ*゚⊿゚)ξ 汗くっさー、帰ったらまずフロ!そのままこっちこないで!
(〃▽〃) 男のにおい…やだ、なんかもじもじしちゃう…
脳内変換で夫婦円満。
'`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、
ツンデレ嫁の攻略
ではいつも言われっぱなしかというと、違う。攻略法はある。だが、安易な気持ちで飛びつかないで欲しい。「釣った魚を再度釣るのは難しい」からだ。釣堀の魚を釣るほうが難しいのと一緒。以前「女房と仲良くなる7+1の方法」[参照]というエントリで詳説したが、ここでは、典型的なツンデレキャラである二人の茜(里村茜と涼宮茜)を用いる。
両方の茜に共通するポイントは、「風邪」だ。どうアプローチしても「そんなことないです」「嫌です」と拒絶したり(里村)、会っていきなり「7点、5点、6点、4点、3点、5点、7点、合計37点…合格には程遠いですね~」と失礼なことを言う(涼宮)が、どちらもカゼひいて弱ってるところを優しくされることでフラグが立つ。弱ったときほど優しさが心に沁みやすいのは3次元にも言える話だし、ましてやナイチンゲール症候群は男だけじゃないゾ。
さらに、涼宮茜の重要ポイントは「花束」だ。病院前で選んでもらった花束を「茜に渡す」選択肢がなんで無いんじゃぁぁと叫んだのは私だけでないはず。花束ってのは特殊なアイテムで、他にない以下の特徴を持つ(メモ準備!)
1. 自分のシュミが出る(好き=欲しいが正直に現れるもの)
2. 自分でわざわざ買わないけれど、もらったら嬉しいもの
これを上手に使うのなら、
1' 彼女に好きな花を選んでもらう
2' それを彼女に渡す
が良いかと。テレビなんかのネタから「女って、どんな花が好きなんだろ?」「んー○○じゃない?」と訊き出す。主語は女一般だが、訊かれた方は自分が好きな花を挙げるはず。んで、それを渡すわけだ。誕生日などの口実を作るよりも、「いつもありがとうと、なんとなく伝えたくなって」と突然渡すほうが良。 これは、嫁だけでなく意中の彼女に想いを伝えるにも効果的。いささか古典的だが、以下応用。
1'' 女の子に誕生プレゼントしたいんだけど、何がいいかな?→選んでもらう
2'' それを彼女に渡す(その子の誕生日じゃなくても可)
上記は2次元キャラだけではなく、嫁に適用しても高い効果が得られたことを付け加えておく。念のため言っておくが、わたしの嫁は2次元ではないぞ。
野郎ども、がんばれよ
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