日本経済新聞は信用できるか
挑発的なのは題名まで。これが「朝日新聞」なら読人は激減するだろう。この本は1997-2004までの日経を読み解いて、その見識の浅さ、煽リスト具合、首尾不一貫性、勉強不足、紋切型、逃口上を淡々と検証している。
例えばバブル経済。日経連載「犯意なき過ち」は興味深く読ませてもらった(かつ面白かった)が、そのツッコミは2chなら一コマで済む↓
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( ´∀`)< オマエモナー
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(__)_)
バブルを煽った日経がそう言うなと。「バブル崩壊は予測不可能の事態で、みんな踊らされたのです」論調は、そいつを煽りまくった自戒は一切無し。だいたい同一日の紙面で円高善玉論と悪玉論を仲良く併記できるなんて、節操もないというか日和ん[注1]だねッ
…という訳で米国御用聞カタログレベルの日経について、ここまでホンキで読み解いている著者にある意味感動。そしてamazonレビューイたちも同様↓
おまいら、新聞をそこまで信じて読んでるんだね (つД`)
新聞で最も信用できるのは天気予報だけだって。
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[注1] 「ひよりん」と読む。日和見主義のこと。「ひよったな!」は団塊ネタ。「るんらら~」は水色ヲタ。

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コメント
お久しぶりのZEONG666です。
私も新聞やニュースなどは、マスコミに都合の良いことばかりで、必ずしも真実ではないと思っています。
確かに天気予報が最も信用できますね(笑)
投稿: ZEONG666 | 2005.01.23 11:37
ZEONG666 さんお久しぶりです、コメントありがとうございます。
天気予報は「外れるかもしれない」つもりで見ているから丁度よいのです。
もちろん、我田引用なご都合記事は日経に限ったことではありません。しかし、ミスリードした場合「ボク悪くないモン」な態度が鼻につくのが日経だよなぁ、ということがつくづく思い知らされる一冊です。
投稿: Dain | 2005.01.23 22:54