「キメラが哭く夜」観て夫婦で号泣する
「はがれんいいよ、ハガレン!」セックルよりも迫力あるヨメ。『ついに月経がアタマに登ったに違いない』軽い確信を抱くワシ。話を聞いて分かったが、オモシロイらしい、あれだ。鋼錬、鋼の錬金術というやつ。ちずさんのおかげであの場所へ逝った話を知っているが、マサカまさか自分がそこへ逝くとは… 例によって予備知識ゼロで観始めたのが運の尽き。
見事にハマりましたな
原作も読み始めたが、アニメが良い。スゴく面白いナリ。演出でここまでスゴい話になるとは… んで、表題の話。夜中の2時にヨメとふたりで号泣する。いろいろな意味でいい奥さんもらったなぁと。
錬金術のためなら子どもを混ぜてよいかについてヨメと激論になった。息子を料理した話とか芥川の地獄変とか思い出して激しく鬱になる。
結論。
子どもを混ぜるな!
以上。
自分なりにラストを予想してみる。アルのモノローグ
人は何かの犠牲なしに何も得ることができない。何かを得るためには同等の代価が必要となる。それが錬金術における等価交換の原則だ。その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた…
で始まったこの物語。ありがちなのは、アルのモノローグ(現在)に戻って終わる話。だから、エド体にアルが居るとゆーラストになるのではと。時を超えられるのであれば、スカーも可(w
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コメント
Dainさん、こんばんわ、
私も昨晩は妻と夜中の2時頃まで話しをしました。オリンピックだのいろいろ盛り上がりましたが、最後は夏目漱石と手塚治虫の話題をしました。
私もいい奥さんもらったなぁと実感しておりました。
投稿: ひでき | 2004.09.03 18:54
ひできさんこんばんわー
夏目漱石と手塚治虫でどういう話になったのかがとても興味深いです。夜遅くまでゆっくり語り合えるって、いい奥さんですねっ。
鋼錬(ハガレン)はオススメですよー。この話がどうしてこんだけ売れているかも加味すると、また違った世相が見えてくるカモ~
投稿: Dain | 2004.09.05 01:21
Dainさん、こんにちわ、
「手塚治虫」はちこっと記事にしました。手塚先生と女というテーマですね。夏目漱石は、夢十夜の女性像の話です。いまちょっと勉強中でございます。
昨日ある方と「ハガレン」の話でもりあがりましあ。はじめてエドというのがどういうキャラかわかりました。非常に冷静な方がいっしょにいて、「女性には運命にしばられた物語というのが非常にうける」と分析しておられました。私はまだ本編を見たことがないので、まだなんともいえません。
投稿: | 2004.09.11 13:35
ひできさんですよね? リプライありがとうございます
主人公エドワードが実行している選択は、強い意志と悲しい記憶に支えられています。私が注目しているのはむしろ語り部のアル(アルフォンス)です… 非常に盛り上がりを見せるあるシーンでは、ふたりの兄弟愛に撃たれました。
>「女性には運命にしばられた物語というのが非常にうける」
とは、エドよりもむしろ、アルに向けられた言葉でしょう
追記:その冷静な方はロイ萌えのような気がします…
投稿: Dain | 2004.09.11 19:10
Dainさん、こんばんわ、
大変失礼いたしました。↑のコメントは私でございます。
そーなんですか。うーん...その方のブログがあるらしいので、探してきますね。
もうひとつ忘れたのが、手塚治虫関連の記事のURLです。
http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2004/09/when_a_man_love.html
「はがれん」見たくなってきました。
投稿: ひでき | 2004.09.11 21:26