あなたの会社のプロジェクトマネジメントを診断する
PMアセスメントをやってみた。診断結果↓
レベル2「覚醒」
相変わらず「品質よりも納期」「安易なテストで納品」「ルールを無視して工程飛ばし」「応急修理の山」といった状況が続き、経営層は、「失敗プロジェクトの削減」「問題処理で本来の業務停滞」等に頭を抱えることになる
うぐぅ…その通りだよぉ
会社の状況を正直に入れた結果、かなり酷と評価された(まぁ分かっちゃいたけれど)
[ 状況 ]
プロジェクトスタート以前に問題があるようです。
場当たり的なプロジェクトマネジメントが実践されており、プロジェクトの成否は個人の能力に大きく依存するレベルであると判断されます。大抵は、「とにかくやってみよう」でプロジェクトがスタートします。このままプロジェクトをスタートさせることになれば、初期の段階からカオス状態を起こすことを容認しているようなものです。丸腰で戦地に向かう兵隊に近い状況ともいえます。
組織では過去のプロジェクト遂行経験がまだ少ないか、あるいは、成功がいわゆる「スーパーマン」と呼ばれる特定の個人に依存してきたこともあり、特定個人の能力の限界を超えたプロジェクトを受託した場合、いわゆる「火消し作業」に追われることが多くなります。
[ 改善方法 ]
本組織は過去のプロジェクト遂行経験がまだ少ないと診断されます。プロジェクトを成功させるためには、初期段階でプロジェクト完了時のイメージを明確にすることが重要です。
明確なシナリオを持たず、マネジメント組織構造の見直しが場当たり的、かつ、無秩序に行われた場合には、経営者の主観で作ったものだけが残り、社員のモチベーションを大きく低下させることにも成りかねません。
経営層がプロジェクトマネジメントが必要であるという認識を持たない限り、組織が進んでプロジェクトマネジメントを受け入れることはありません。
レベル1が最低で7段階ある。面白いのは「プロジェクト」→「自分の仕事」に読み替えてやってみると違った結果になること。もちろん違っていなければいけないし、組織よりも常に上を目指すべし。(組織の上ではないよ)
仕事をする人はみんな、自分の仕事のプロジェクトマネージャー。あなたが会社経営者でなくても、「あなた経営者」なのだから。
トム・ピーターズが似たようなことを言ってたっけ…
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