« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »

水基本法とは何か

水法(みずほう)とも言う。5省庁でバラバラ所轄されている水に関する法・規制を一元化する基本法。その乱麻具合はこんなカンジ。

農林水産省水田や畑で農業用水、農村の集落排水
経済産業省産業に用いる工業用水
資源エネルギー庁産業でも水力発電の水
国土交通省上記の水使用の元の「河川」の水、一般下水道の生活廃水
環境省河川、海水の水質規制、過疎地の合併浄化槽の水

基本法を制定する動きが公明や民主の一部議員にあるが、省庁間の調整は案の定というか国交省がニラミを効かせている構造ナリ。環境庁(!?)に衣替えしようにもそうそう利権は手放せない。

たとえば「水基本法(案)基本的視点」を抜粋するとこんなカンジ


  1. 「水は公共のもの」という概念を確立する
  2. 統合的な水管理体制をめざす
  3. 流域を基本単位とした自己管理を確立する

参考:自治労の「水基本法とは」より

水行政の一元化のチャンスはあった。1997夏の省庁再編時だ。建設省から河川局を分離し、農水省と合体させて「国土保全省」をつくる案が浮上したが、建設省の猛反発を受けて撃沈したらしい(ネタ元:フォーサイト9月号)

世界的な渇水、ミネラルウォーターウォーズ、ニッポンブランドの水の輸出… 「使える水」「安全な水」をめぐる争奪戦はグローバルビジネスになりそう… 水法が誰を利権者にするかによって、省庁のパワーバランスにスゴい影響を与えそう… その一方で「水商売」からは目が離せませんな。

まちがっても水法を「すいほう」と読んではいけない。だって水泡に帰すになっちゃうから(あ~あ言っちゃったよオヤジギャグ)

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本当は恐ろしい子どもの本

「モモちゃんとアカネちゃん」という恐ろしい本を読んだ。小学校低学年向けの本だ。ヨメ曰く「あー知ってる、『ちいさいモモちゃん』はボロボロになるまで読んだよー」…でもヨメは知らなかったらしい。この本がその三作目にあたるもので、モモちゃんの両親の離婚のハナシであることを。

松谷みよ子を知っているだろうか? あかちゃんの本で有名で、特に「いないいないばあ」は全てのゼロ歳児の必読書となっている(嘘)。読んだ人なら分かると思うが、全て赤ちゃんへの愛がたっぷり詰まった本ばかり。「ちいさいモモちゃん」もそうした一冊だが、その続編は衝撃的だと某所で知らされて手にしてみた。

続きを読む "本当は恐ろしい子どもの本"

| | コメント (13) | トラックバック (3)

「人を殺してはいけません」

…と息子に教える前に私がするべきこと。「生きるってなに?死ぬとどうなるの?」あと10年もしないうちに訊いてくるはず。こことかこれで考えたが、その次の質問はわかってる。

   どうして人を殺しちゃいけないの?

続きを読む "「人を殺してはいけません」"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

誰か「戦前」を知らないか(夏彦迷惑問答)

スゴ本というよりもスゴい人の談話。このスゴ人をお薦めいただき感謝しています>Mさま

きっぷがよくって実りある脱線を繰り返すところや、小気味のいい話っぷりは喝采をおくりたい。舌鋒鋭く世相を斬るところは爽快かもしれないが、返す刃先がこっちを向いているときは思わず首をすくめる。

しかし、ずっとこんな調子だと味方が一人もいなくなってしまう(したがって本にもならないし誰も相手にしない)。だから巧妙に隠してはいるけれど、リアルではどこか愛嬌じみたところがあったんじゃぁないかと。

夏彦節が随所にちりばめられているらしいが、もっともガツンとキたのはこの一節。誰もがわかっていて、それでいて言い出せないこと(いうときは名無しさんで)。これをハッキリと何度も言い放つ。


でも何回でも言うぞ。誰も言わないから言うぞ。原水爆禁止なんて世迷いごとです。できたものはできない昔に返せません。これが鉄則です。原水爆を遅れて北朝鮮が作ってどこが悪いと北朝鮮は言うに決まってます。日本人だって(作ったら)言います。大国はわがまま勝手です。科学者は自分がしていることを疑いません。疑うのは哲学者です。

え? 北朝鮮の核武装の話題なんて珍しい話じゃないって? 違うちがう。日本人だって、作ったら「日本人が核武装して何が悪い」と言うに決まっているところ。

賛否両論あるとは思うが、核武装したニッポンという既成事実ができあがった暁には、対外・対内のいずれにもこのリクツがまかりとおると確信する。イラク自衛隊派遣とできちゃった婚と同じ。事実は過程を吹っ飛ばして未来を決定する。結果だッ結果だけが残るッ

続きを読む "誰か「戦前」を知らないか(夏彦迷惑問答)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

連れ込むな 私は急に 泊まれない

至言です。今日はそんなコトバを脈絡なく書き撲ります。

■「おにいちゃんスイッチ」

  今日の萌えシチュエーションより。この一言で参りました。続きを妄想してみる。

「おにいちゃんスイッチ」、いきますよ~♪

「おにいちゃんスイッチ、あ!」

   新しく買ってもらったぱんつを見せる

「おにいちゃんスイッチ、い!」

   衣装戸棚の中に隠れておどかす

「おにいちゃんスイッチ、う!」

   うぐぅ~ しか言わない

「おにいちゃんスイッチ、え!」

   エアー劇場版の観鈴のアゴ、大丈夫だったね

「おにいちゃんスイッチ、お!」

   お弁当は「わたしの ほんき だよ」

「……これって、おにいちゃんスイッチじゃなくて『いもうとスイッチ』じゃないの?」

   いいのいいの、妹のそんな仕草を見てスイッチが入るんだから

「スイッチが入るって、どこの…?」

■不安はあるけど、希望さえ忘れなければ、「明日はきっと」「いい日になるよ」

「ふたりはプリキュア」第28話レギーネ登場の話。先代白キュアのさなえさんのコトバ。こんなに元気もらったのは初めて。あたりまえなんだけど、面と向かって言われると、勇気を受け取ったような気がします。
木之本桜の「ぜったいだいじょうぶ」も重要。根拠がないと哄うなかれ。つきつめれば皆根拠なんて無い前提で生きている。それでも自分を信じて生きていくしかないんだ。「我思う、故に我あり」ぐらい衝撃的(w

■「そうか。男嫌いになるって、それなりに理由があるんだ」
 『まあね。好きになるのには、それほどの理由はいらないけれどね』

白薔薇さまの妙にひっかかっているセリフ。でも大事。「マリア様がみてる」より。

■「カラの境界」って読むんだ、これ。てっきり「そらの境界」かと思って買ったんだけど、失敗だったかもね

「空の境界」を1/4まで読んだヨメのセリフ。私は全部読んでもそう思う。禿同とともに、どうしてこの女と一緒になったのかよく分かった。こんな趣味の人、普通いない

■けれどもどんなに善美を尽くした老人ホームでもそこには死んで行く人しかいない。老若男女がいて生まれてくる赤ん坊がいて、はじめて浮世です

アタマガツンのセリフ。山本夏彦翁のセリフ。私ん家(夫婦と子供二人)にある私が持つ「不自然さ」を言い当てられたと思う。でもその不自然さの中で生きてきて、これからも生きていく、という事実には変わりない

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見守っているマリアさま、笑っている大天使

 「ごきげんよう」
 「ごきげんよう」

さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐりぬけていく。

汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

私立リリアン女学園高等部に集う純粋培養された乙女たちの物語。本読んでて、こんなにドキドキしたのは、実に久しぶり。平凡を絵に描いたような主人公、祐巳が憧れの祥子センパイと出会い頭にぶつかって… 展開はミエミエなんだが、顔赤らめながら本読むなんて初めての経験かも。三十過ぎたオサーンが身もだえしながら読むなんて、自分でもキショイと激しく思う。そういうスゴ本。

清く正しい女子高校生の生態を描いたお話といえば「笑う大天使(ミカエル)」を思い出す。女学園が厳格であればあるほど、由緒正しいお嬢様であればあるほど、「平凡な主人公」との落差がオモシロイ。一見、非のうちどころのない乙女達だが、それなりの「はしたなさ」を持ち、それを恥らう気持ちとの葛藤がオモシロイ。「ミカエル」のラストはじーんとくるような兄妹愛があったけれど、「マリア」だと姉妹愛になるのだろうか…?

萌え度は「マリアさま」の方が上。身もだえしながら読んでる私にヨメが冷たい視線を送ってくる。

  「それ、中学生ぐらいのオンナノコが読むような本でしょ?」

  『へっ? ああ、そうでもないみたいみたいだよ』

  「どうゆう意味?」

  『いやー、そーいうシュミの人とか』

  「orz」  (←ホントにこのポーズをしてくれた)

中学生がこんなシーンを読むのかー、と思うと感慨深い。

「祥さまのブラジャー…」
妙に気恥ずかしい。クラスメイトのブラジャーなら、体育の着替えで見慣れているのに、変だな。
「何、悩んでるの、祐巳ちゃん。ああ、もどかしいわね。みんな押さえつけて、つけさせちゃえ!」
黄薔薇さまの号令で、祐巳は強引に愛用のコットンブラジャーをはぎ取られ、身に余る豪華ブラジャーをつけさせられた。これって、同性だから許されるけれど、客観的にはすごい光景だと思う。

--

| | コメント (2) | トラックバック (0)

第12章:プロジェクト調達マネジメント(その2)

ここでは、プロジェクト調達マネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第12章:プロジェクト調達マネジメント(その2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

実妹に巫女服を着せて遊ぶ

リアル妹に「はにはに」制服を着せる試みよりもぐれぇどあっぷして巫女服を着せた結果→妹の反応が面白いので着せて遊ぶ第2弾~巫女さん編~

うぐぅ、実兄なんだから妹で遊ぶのは当然として「着せ替え遊び」は思いつかなかったナリ。なりすましラブレターを書いて反応を楽しむとか、エロ本を貸してやるとか、「お兄ちゃん」なら普通だよな。でも巫女服を着せる発想は斬新というか本能に忠実というか…orz

>これで実は義妹だとか言われたら超ギャルゲーちっくですが.....
>でも、実妹なのですよ!

などと本人は言っているが、こういう例「先生(◆Yn4JQEtDmg)と妹」もあるし…

巫女服かぁ…ヨメに着せて遊ぼうかな…どこで売ってるんやろ

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第12章:プロジェクト調達マネジメント(その1)

ここでは、プロジェクト調達マネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第12章:プロジェクト調達マネジメント(その1)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

リアル妹に「はにはに」服を着せてみる。リアル嫁に裸エプロンを懇願する。リアル娘が友枝小学校の制服をorz

この記事18禁。一生懸命コスを制作するまではいいが、しょせん娘が着る制服。世の中には悟りを開いた人もいるが、そこまで到達することができない人々はどうするのか?

()れたことよ、自らその衣を(まとう)うことができぬのなら、着せるべし!

その結果1→実妹に「はにはに」を着せてみる

その結果2→実妹にメイド服を着せてみる

その結果3→娘の卒園式に友枝小学校の制服を

リアル嫁に裸エプロンは軽く却下。独身男性へ一言。裸エプロンの賞味期限は同棲もしくは結婚1年目まで。

レイヤー御用達のラブホも出てきたことだし、大先生の「特別なことをするときには、特別な服を着るもの」は真理であった

…メイド服も(・∀・)イイ ! が、「喪服」を試してみたいと思う私は、やっぱりオッサンなんだろうとorz

--

はにはに:「月は東に日は西に」
コス:コスチュームのこと
レイヤー:コスチューム・プレイヤー、コスプレイヤーのこと
友枝小学校:カードキャプターさくらが通う小学校

| | コメント (6) | トラックバック (0)

布オムツ入門2

うちの布オムツ事情(4ヶ月♀)。なんかの参考になればと

ストック。40枚ぐらいある。輪さらしとナプキンタイプが半々。調べるついでで知ったのだが、生理用品として「布ナプキン」なるものがあるらしい。禁断の領域なので追求はやめる

日中は布。夜間・お出かけ時は紙の併用。感覚的だけど、紙のほうが3倍ぐらいもつ。なんでもかんでも「シャア専用」にしたがる世の中、「シャア専用オムツ」があってもよいかと思う

どこで買ってきたか不明。ある日のこと、ヨメが大量に仕入れてきた。アカチャンホンポにゃあるだろう。ネットならこことか

オーガニックコットン素材だが、新素材ヘンプ(hemp、大麻)が気になる。コットンにも敏感な肌にも良いらしい。欲しいが割高

替える頻度は紙よりもはるかに多い。1日に使う布オムツは15枚ぐらい。替え中で排○攻撃は当然。紙と違いパーツ(カバー+布+ライナー)があるため、オムツ替えスピードは格段にupさせる必要がある(たぶん3倍速くなった)

コストが安いというのはウソ。オムツ代は紙より安く済むけれど、水道代と洗う→干す→しまう労力が含まれていない。故に「安いから」という理由だけで布を始めると早々にドツボにはまる

サイズのめやす。50cm(~1ヶ月目),60cm(~4ヶ月目),70cm(~8ヶ月目),80cm(~1歳半頃),90cm(~3歳半)

オムツのたたみかた→ここが詳しい

オムツのつけかた→ここが詳しい。私の場合はヨメに教わったんだけど、ヨメは?

ライナーはソフライナー、これ最強。

なぜ布オムツなのか? うちの場合、「オモシロそうだから」とヨメが決めてワシは諾々と従っているワケだけど、気合が入っている人もいる。しかし、一日じゅう赤ん坊のめんどうを見ているわけにもいかないし、一日じゅう洗濯とオムツ替えだけしていればいいというワケでもない。独りじゃムリだし、ほどほどにしないとつぶれる

布オムツ入門1はここ

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チェルノブイリ旅行記

Kawasaki ニンジャを駆ってあの土地を駆け抜けたエレナの旅行記 "GHOST TOWN - Chernobyl Pictures" を読んだ。

重要なのは「バイク」であること。あそこ現在も危険地域であり、のんびりとした旅は望めない。また、道路やフェンスに積もったホコリが危険なため、車よりも小ぶりなバイクが好都合だったらしい。

彼女は行く先を訊かれるが、その場所を聞いた人の一番親切なこたえは、「アタマおかしいんじゃないの?」

彼女は、原子炉の50キロ南に住む老人と会う。ここはもう、チェルノブイリ・エリアと呼ばれている。彼はこの地にとどまることを自らから選んだか、あるいは、炉心溶解の後に帰された3,500人のうちの1人だ。見知らぬ土地で死ぬよりも、自分の家で死にたいという。自分の畑の野菜を食べ、飼っている牛のミルクを飲んで生きている400人のうちの1人だ。

原子炉に近づくにつれ、ゴーストタウンが次々と出現する。かつて村であった廃墟は地図で見つけることができない。抹消されたから。彼女はその場所に適当な名をつけてあげることにした。

ガソリンタンクの容量を確認し、修理工具をチェックする。あの場所で立ち往生することは死を意味する

彼女が目にするのは、大量の軍用トラック、キャタピラー、ヘリコプター、そして船舶の残骸…でも野生の馬がいるのには驚いた。

そしてプラントに到着する。彼女のガイガーカウンターは毎時500-3,000マイクロレントゲンを指している。最初の「石棺」は崩れ始めているため、さらに外側からコンクリート箱で囲む作業が進められている。防護服を必要とするぎりぎりまで近づいて撮った写真には、むかし新聞やテレビで見た墓標がハッキリと見える

彼女は街を歩き始める。一見ふつうの街に見えるが、1986年4月で止まったままだ。誰一人としていない。安全のため、窓、ドアは全て開けてある。なぜなら、危険なのは汚染されたホコリだから。エレベーターの扉さえ開けてある。言い換えると、全てのドアというドア、窓という窓が開いている静まりかえった街

旅行記の最後の写真は、プロメテウスの火の彫像を写している。この彫刻は、かつて街の中心にあったが、事故の後、発電所に移されたとのこと。

--

…まさかと思うが、「チェルノブイリってなに? ゲームの名前?」という輩はおらんだろうが、念のためまとめておくナリ(ちなみにゲームのほうはチェルノブ)

1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国の北辺に位置するチェルノブイリ原発で原子力発電開発史上最悪の事故が発生した。

保守点検のため前日より原子炉停止作業中であった4号炉で、午前1時23分急激な出力上昇をもたらす暴走事故が発生し爆発に至った。

目撃者によると、夜空に花火が上がったようであった。原子炉とその建屋は一瞬のうちに破壊され、爆発とそれに引き続いた火災にともない、大量の放射能放出が継続した。最初の放射能雲は西から北西方向に流され、ベラルーシ南部を通過しバルト海へ向かった。

4月27日には海を越えたスウェーデンで放射能が検出され、これをきっかけに28日ソ連政府は事故発生の公表を余儀なくされた。

チェルノブイリからの放射能は、4月末までにヨーロッパ各地で、さらに5月上旬にかけて北半球のほぼ全域で観測された。日本で最初にチェルノブイリからの放射能を観測したのは、5月3日に大阪府泉南郡に降った雨水からであった。

被災者


  • 事故時に原発に居合わせた職員や消防士たち:1000~2000人
  • 事故の後始末や汚染除去作業に従事した人々:60万~80万人
  • 事故直後に、周辺30km圏から強制避難した住民:13万5000人(11万6000人という数字もある)
  • 事故の数年後より高汚染地から移住した住民:数10万人
  • 汚染地域に居住している住民:600万人以上

死者数は、公式報告は300-300,000まで変動する。非公式は400,000以上といわれている。

放射線はあと48,000年の間チェルノブイリ・エリアにとどまるが、人が住めるようになるには、600年とも900年ともかかると言われている。

--


| | コメント (3) | トラックバック (0)

第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その5)

ここでは、プロジェクトリスクマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その5)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「空の境界」アニメ化

…されるンだろうなぁ。さきほど読了、めちゃめちゃオモシロかったよー ハヤリの「セカイ系」を伝奇小説に取り込んだところが斬新ですな。

たくさんの一人称を積み重ねていくことで物語が進行する手法はテキストアドベンチャーゲームでおなじみだが、小説という形で提示されると戸惑う。

サウンドノベル、恋愛ファンタジーゲーム、ギャルゲー、萌えゲー、呼び名は多々あれど、そういう世界が好きなおともだち向けですな。

まるでゲームのような描写が続く。つまり「映像」と「音」にが全て。説明は全て会話で進行。普通に小説に出てくる「におい」や「温熱」の表現が薄味。

しかし、おともだちにとって「お約束」が次々と果たされていく。「魔眼」「兄と妹」「魔術」、そして萌え。着物姿であぐら座りする式萌え。耳まで真っ赤になって「ななな、」とうろたえる鮮花萌え。

…などと書いてきてあたりまえだよとひとりごつ。著者「奈須きのこ」氏自身がシナリオライターだよ。「月姫」「Fate/stay night」が代表作ですな。どちらも絶大なる人気を誇るが残念ながら未プレイ。

だからこれは小説などではなく、シナリオなんだと。これからアニメ化され、ゲーム化される素材なんだと(素材自身で既に完成されているのだが)。

中身の紹介を一切していないので、イントロダクションを引用することで胡麻菓す。

二年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる"直死の魔眼"を手に入れた少女・両儀式(りょうぎしき)を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。そして、再来する殺人───。式を苛む"殺人衝動"の赴く先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる───!?

最後に。日経さん、「奈須きのこ」は「奈須きの子」じゃありませんよ。男性ですぞ!本人が一番びっくりしたんだろなぁ...

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その4)

ここでは、プロジェクトリスクマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その4)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その3)

ここでは、プロジェクトリスクマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その3)"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

あなたの会社のプロジェクトマネジメントを診断する

PMアセスメントをやってみた。診断結果↓

レベル2「覚醒」


相変わらず「品質よりも納期」「安易なテストで納品」「ルールを無視して工程飛ばし」「応急修理の山」といった状況が続き、経営層は、「失敗プロジェクトの削減」「問題処理で本来の業務停滞」等に頭を抱えることになる

うぐぅ…その通りだよぉ
会社の状況を正直に入れた結果、かなり酷と評価された(まぁ分かっちゃいたけれど)

[ 状況 ]


 プロジェクトスタート以前に問題があるようです。
 場当たり的なプロジェクトマネジメントが実践されており、プロジェクトの成否は個人の能力に大きく依存するレベルであると判断されます。大抵は、「とにかくやってみよう」でプロジェクトがスタートします。このままプロジェクトをスタートさせることになれば、初期の段階からカオス状態を起こすことを容認しているようなものです。丸腰で戦地に向かう兵隊に近い状況ともいえます
 組織では過去のプロジェクト遂行経験がまだ少ないか、あるいは、成功がいわゆる「スーパーマン」と呼ばれる特定の個人に依存してきたこともあり、特定個人の能力の限界を超えたプロジェクトを受託した場合、いわゆる「火消し作業」に追われることが多くなります。

[ 改善方法 ]


  本組織は過去のプロジェクト遂行経験がまだ少ないと診断されます。プロジェクトを成功させるためには、初期段階でプロジェクト完了時のイメージを明確にすることが重要です。
 明確なシナリオを持たず、マネジメント組織構造の見直しが場当たり的、かつ、無秩序に行われた場合には、経営者の主観で作ったものだけが残り、社員のモチベーションを大きく低下させることにも成りかねません。
 経営層がプロジェクトマネジメントが必要であるという認識を持たない限り、組織が進んでプロジェクトマネジメントを受け入れることはありません。

レベル1が最低で7段階ある。面白いのは「プロジェクト」→「自分の仕事」に読み替えてやってみると違った結果になること。もちろん違っていなければいけないし、組織よりも常に上を目指すべし。(組織上ではないよ)

仕事をする人はみんな、自分の仕事のプロジェクトマネージャー。あなたが会社経営者でなくても、「あなた経営者」なのだから。

トム・ピーターズが似たようなことを言ってたっけ…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PMP試験対策の目次に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

輸血感染の話

献血した血液は100%検査されているが、ウィンドウピリオド(空白期間/感染しても検査で検出されない期間)をすり抜けた血液が輸血感染を引き起こす。

その一方、検査目的の献血を排除しようとにやっきになっている日赤。「身に覚えのある」検査目的の人は、仮名・別人住所を使うため追跡調査できない。輸血感染が発覚しても足取りが途切れている場合がある。

献血のとき本人性の確認を行うようになったのは本年4月から。

この事故(事件?)は本年3月に発覚し、犠牲者がB型肝炎ウィルスで死亡したのも4月の話。

輸血でHBV感染の疑い 日本赤十字社

白血病の治療のため輸血を受けた70歳代の女性が今年4月、輸血が原因でB型肝炎ウイルス(HBV)に感染して死亡した疑いがあることが7日、わかった。同じ献血者の血液から作られた輸血用の血液はほかに5本出荷されていたが、保管してあった検体からウイルスは見つからなかったという理由で、日本赤十字社は回収はしなかった。HBVはごくわずかでも感染する恐れがあり、厚生労働省は同様のケースがないか調べるよう、日赤に指示した。

以前に予想したことぴったりなので空恐ろしく思う。4月に献血をしたときに気づいたことを元に書いた自分の記事を引用することになろうとは…

 事故や病気などで、大きな手術をして、成功して喜んでいたら、HIV感染していた… なんて、想像したくないほどの悲劇でしょう…
 再び輸血感染が発生したのではないかと想像してみる。そして、その献血者の氏名・住所から手繰れなかったのではないかと邪推してみる。この本人性の確認、もし上記の目的でやるのであれば、最初の症例が報告された1998年から即座にやっていただろうから。

traceableでない過去の「血」にどれだけ混じっているのだろうか?

氷山一角でないといいんだけど… と思っていたら追い討ちコンボがきた。PPP↓Kといったところか

輸血でB型肝炎ウイルスなど80例感染の疑い


輸血が原因で、B型肝炎ウイルス(HBV)などに感染した疑いがあるとの報告が、4月以降の約4カ月間に全国の医療機関から80例あったことが10日、厚生労働省のまとめでわかった。大半は輸血血液の保存検体からウイルスなどは見つからなかったが、HBVに感染した4人で、同じ遺伝子のウイルスが検体から見つかった。HBVや敗血症などによる死者も4人いたが、輸血との因果関係は不明という

この話、大きくなる予感。引き続きヲチする

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

長森瑞佳を思い出すOVA

18禁成人指定OVAネタ。題名にピンとこない人はこの記事読んでも意味不明…っつっても"ONE"なんて古典の領域なのかも。ご存知萌えゲーの元祖にして頂点ともいえる。むかし別会社でアニメ化されたが、シュールすぎて大いにコケたそうな(私も観たが全く意味不明なやつだった)。んで今回、原作に忠実にアニメ化されたやつがこれ。

続きを読む "長森瑞佳を思い出すOVA"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

What Not to Buy (for American)

"Why you shouldn't buy a T-shirt in a language you don't understand."

which translates as "I'm a stupid American."

We Japanese say this "BAKA-T" means as "funny T-shirt".

other BAKA-T (in Japanese)

funniest one is "That's you know!" : 「だっちゅうの!」

same as us, some,"bi*ch" T-shirt. But who buy this knows what this mean.

Adrift in Japan, via: Achikochi

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

布オムツ入門

布オムツとは、以下の3つで構成される。
 1. 布オムツ
 2. オムツライナー
 3. オムツカバー

トムトジェリーに出てくるような、サラシ巻いて安全ピンで留めただけのは至難の業といえよう。

1. 布オムツ

サラシタイプ
タテ33センチ、ヨコ66センチの木綿。一枚布じゃなくて円筒形に縫い合わされてる。音無響子のエプロンと同じヒヨコ柄(piyo piyoってやつ)。二つ三つに畳んで使用する。こんなカンジ(絵柄は脳内で補完して欲しい)

Piyo PiyoPiyo Piyo
Piyo PiyoPiyo Piyo
Piyo PiyoPiyo Piyo

ナプキンタイプ
タテ10センチ、ヨコ30センチの巨大なナプキン。ヨメに言わせると「夜でも安心タイプ」と同等というが良く分からん。ただコットン100%と書いてあるので、新素材ポリマーな生理用品と偉い違う。ちなみにタブが縫い付けてあるほうが裏。

2. オムツライナー
極めて重要。尻とオムツの間に差し入れる一枚。液体と固体をここで分ける、いわゆる「ろ紙」のこと。ピジョンとチュチュベビーが有名。直接おしりにあたるので、とても滑らかな手触りをしている。

3. オムツカバー
T字形をしてる、いわゆるフンドシ。フンドシは前で結ぶが、オムツカバーはマジックテープで留めることができる。水を通さないポリエステル製。

一日に20~25枚(夜は紙オムツ)。頻繁に換えてる。固形物を除いてざっと流した後、漂白剤(手間なしブライト)でキレイにする。ギャザーの有り難味はここで知る。いわゆる「かえし」なのだがこのギャザーのおかげで布団がウンコまみれにならずに済んだ夜は何度あったことか…

ポイント1: 「排泄したらしたことがわかる」
触ってみればわかるが、オムツ、生理用品、高齢者オムツに使用されている高分子ポリマーは2度3度の排泄はカンペキに吸収することができる。サラサラ、というやつ。おしっこしたら分かる→気持ちが悪い→早く換エロ! …っつーわけで泣く。そりゃもう、巨大な声で泣く。だから頻繁に換えてます。… っつーよりか、頻繁に呼び出される… これで「オムツはヤだなぁ」という気持ちと、「泣いたら来てくれる」というオヤへの信頼が培われていくのだろうか!?

ポイント2: ムリしない
服下着タオル×3人分+ オムツで一日2回の洗濯をしているヨメ。大変だから、夜オムツは紙にした。っつーか体がもたん(w 布にしたのは、「早くオムツが取れて欲しいから」 布にするとキレにくい子供になるとか、愛情深い人になるとか、「神話」はたくさんあるけれど、それで母親がまいってしまったら意味なし。

だから布オムツでもテキトーにね

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JAL/JASシステム統合

別名Dream-Jプロジェクト。2001/11発表され、2004/4サービス開始した。JAL/JAS経営統合によるシステム統合のため、システムコストや運用コストよりも、社会的に見える部分での「統合」を目指したものと思われ。この記事ではDream-Jの概要とフェーズ1.5の問題点を指摘する。

続きを読む "JAL/JASシステム統合"

| | コメント (1) | トラックバック (1)

第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その2)

ここでは、プロジェクトリスクマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

公共ITシステム受注のカラクリ

随意契約:大手IT企業と行政主管との素敵な癒着の原因。一般に、契約(contract)には最低でも次の事項が書いてあるはず

 1. 発注者
 2. 受注者
 3. スコープ
 4. 納期
 5. 価格

随意契約とは競争入札方式によらず、任意に選定した業者を相手方とした契約のこと

競争入札にするのであれば、「受注者」を除く全ての情報が明らかにされている。その上で「この仕事を任せる相手を誰にするか?」を決める

 1. 発注者
 2. 「     」 ←未決定
 3. スコープ
 4. 納期
 5. 価格

一方、随意契約で行うということは、事情はどうあれ「受注者」は予め決まっている。こんなカンジ

 1. 発注者
 2. 受注者
 3. スコープ ?
 4. 納期   ?
 5. 価格   ?

極端に言えば1.と2.が決まっていれば締結できてしまう、不思議な「契約」となる。本来、仕事を出す立場と請け負う立場は、1~5が明確になってはじめて「契約」という行為ができる。つまり、随意「契約」とは、契約に必要条件を満たしていない「契約」なのだ

この契約ですらない随意契約のおかげで、発注者、受注者の双方にとってスゴいメリットが生じてくる

単年度主義:官公庁の調達は単年度単位。かつてシステム構築はでっかいプロジェクトだった。とうぜん「システム化予算」はスゴい値札がつくことになる。これを単年度で作ることも、その予算を通すこともムリが生じてくるもの。初期投資分を単年度予算に載せることは難しかったんだろう。予算は毎年あまらせないように使いきり、次年度は漸増するように取り計らうのが出世する官僚の条件だし。

これを年毎の随意契約にすることで、一発解消できる。契約期間は1年間だが、年毎に契約更改を繰り返す。どんな高額でも「10年で償却することを想定し…」などともっともらしいリクツをつければ10で割った金額が単年度予算となる。この数を増やせば増やすほど通しやすい予算となるワケ

一方ベンダーの方もありがたい。できてもいないシステムの10年分の保守契約を結んでくれるのと同義だから。仕事の確保が保証されるってのは、本当にありがたいことです。しかも、できあがれば保守費がもらえる…もちろん別会計で

メリットはまだある

システムを導入する該当部門が予算を請求し、議会や財務省から承認されるまでの時間を逆算すると、実際のシステム開発にかけることができる時間はほとんどないに等しい。つまり単年度主義を忠実に守るのであれば、

  「計画策定、予算請求→議会承認→発注」これに8~9ヶ月
  「システム開発~リリース」これを3ヶ月でヤレ!

ということになる。ぶっちゃけありえない!

タテマエがそうならホンネのところはこうだ。代々その官公庁に食い込んでいて、そこのシステムを作ってきた大手ベンダーが官公庁の代わりに決めた「仕様」に基づいて予め作っておいたパッケージを丸ごと採用するカラクリ。

発注側もありがたい。RFPなんざ書かなくてもベンダー常駐者が何やら調べて書いてくれる。仕様を提示しなくても、(ちょっと思ったのと違うかもしれないが)何か出来合いのものを提供してくれる。自分はサインするだけ。よく「丸投げ」というが、それは投げる前に仕事を受け取っていなければならない。この場合は受け取ってないから丸投げですらない

かくして大手ベンダーと行政主管の思惑は素敵な融合を始めるのだった…

--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

練習問題:計画プロセス(問1-20)

ここでは、計画プロセス(問1-20)の練習問題と解説を書きます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "練習問題:計画プロセス(問1-20)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱりヘンだぞ雑誌「選択」

厚労省と監修料ネタをしつこく書いている朝目新聞。汚水に堕ちた犬に石を投げるがごとく、このときとばかりに嬉々としているデスクの顔が目に浮かぶ。そんなに雑誌「選択」を目の仇にしてたんかーへーと思う。やっかみ嫉妬はさておき、雑誌「選択」8月号ネタ

その1
週間ダイヤモンド2004/08/07特集「創価学会の経済力」で見かけたこの記事

和光大学に勤務する I 教授が会員制情報誌「選択」を発行する選択出版の取締役に就任したのは、昨年12月25日のことだった。毎日新聞欧州総局長を務め、ドイツ経済に関する著書が多数あるこの人物を、選択出版の湯浅正巳社長は「編集長含みで招聘したようだ」

I 教授って、「国際アジェンダ考:時の笛音」の連載記事書いている伊藤光彦教授のことでしょ? ヨーロッパネタを中心にカナリ大胆な考えを展開する人ですな。選択8月号「アジア共同体は全欧安保を手本に」は、実現性はともかくそーいう視点で見てもいいんだーと勉強になりましたな。

もっと直裁に書いているのはココ↓
月刊誌「選択」が創価学会に乗っ取られた!

その2
ナメてるのか考えていないのか読者への挑戦か分からないが、選択8月号に並んだこの記事


  • 「躍進」民主党に突きつけられたもの~政権奪取の前に立ちはだかる高い壁
  • 小泉「死に体」の根拠~国政選挙で負けた政権は1年持たない

どちらも前回の参院選の考察を元に、小泉政権の行く末と岡田民主の対決構造を図化している。自民の負け戦をひとくさり述べた後、前者の記事は「小泉サイドが"敗北"から立ち直るのは意外と早い」と述べ、後者は「末路は下り坂を駆けるように一気呵成だ」と書いている…

どっちやねん!?

この脈絡のなさは非道いぞ。読まずに並べたのか読者をバカにしているのか、それとも編集部でもぶれているのか、記者の力関係を調整できていない(かつ、時事的にいたみやすい記事だったから)なのか…

その3
8月号持っている人は表紙見返しと裏表紙を見てみると面白いかも

  表紙見返し→単行本「インテリジェンスを一匙」の広告
  裏表紙→単行本「むかし女ありけり 炎立つとは」の広告

「インテリジェンスを…」を出版したのは悪名高くなってしまった選択エージェンシー、「むかし女…」を出しているのは講談社。抹殺されたんだろうなぁ…エージェンシー…子会社解散と言ってたし。案の定、表紙見返しの広告の選択MADEの下には選択エージェンシーの文字列が抹消されている。単行本の画像の下の方にはSENTAKU AGENCYがあるのに…

(つД`)

がんがれ、選択

7月号の感想→なんか変だぞ雑誌「選択」

--

| | コメント (1) | トラックバック (0)

第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その1)

ここでは、プロジェクトリスクマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第11章:プロジェクトリスクマネジメント(その1)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

第10章:プロジェクトコミュニケーションマネジメント(その2)

ここでは、プロジェクトコミュニケーションマネジメントをまとめます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む "第10章:プロジェクトコミュニケーションマネジメント(その2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「プロジェクトはなぜ失敗するのか」(伊藤健太郎)

入門書。「プロジェクトマネジメント入門」が妥当。デスマを一度でも歩いた人ならどうしてこれが本になるのだろう?と思うはず。それでも「プロジェクトはなぜ失敗するか?」について真剣に考えてまとめたというだけでもたいしたもの…だと思いたい

例えば…「リスクマネジメントが重要です。だからリスクマネジメントをちゃんとやりましょう」 … そんなことは分かっている。ただ、限られたリソースの中で何をどこまでやればちゃんとリスクマネジメントしたことになるのか?が書いてない

このブログのPMシリーズを読んで「ふーん」と思う人なら読む必要ないだろな。「へぇ」と思った人なら読んでおくといいかも(w

「真の問題は○○だ」とか、「○○だから××すべき」とか断定口調のなんちゃってソリューションを聞くたびに言いたい

失敗したプロジェクトメンバー10人から、その原因をヒアリングしたとき、失敗した原因はいくつか数えたことがあるか?ってね

答えは1000以上。10人×100色の状況下で、その場その場で解決できる人材を創りあげるしかない。状況や問題を定型化定例化マニュアル化できると信じるのはテメェの勝手かもしれないが、後でいかようにも言い訳するのでなく、イマ、ココで解決しなければならないから、評論家は逝ってよし! っつーわけで、これで喰える人は羨ましー

顧客とは誰かについて全く切り込んでいない。一般論化するあまり、総務的な役割をする人を、業務仕様のステークホルダーとして扱ってしまう愚について一切語っていない。また、RFPをまとめる能力がない人材を"システム担当者"に割り当ててしまうとどうなるか? について、書いていない
…マジになっても仕方ないかorz

「日経○○マンセー」坊やにとっては飛びつきたくなるような内容だと思う。しかし、この本に従って、PMの普及のためPMOをつくるだけでOKという話じゃぁないと思うぞ

PMOの問題はそのうち書きます

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PMP試験対策の目次に戻る
--

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »