« くりぃむレモン と みずいろ | トップページ | 第8章:プロジェクト品質マネジメント(その1) »

UMLモデリングの本質

モデリングの良本。不勉強なせいもあるけれど、モデリングについてこれ以上の本は知らない(あるならご教授お願いします)。kdmsnrさんの「激しく名著な予感」に引っぱられて読了。

腐ったクラス図を見たとき、「これじゃダメだから、こう直せ」ということはできる…が、なぜそのクラス図が腐っているのかを論理的に説明することができなかった。

勢い、「○○の場合だと、どんなオブジェクト図になる? ほら、こうなるだろ? だとするとこいつはクラスになるんだよ」なんて、ある場合を例にとって説明することになる。

すると想像力の欠如した厨は「でも、こう解釈すれば今のチャートでもいいんじゃありませんか、直さなくても?」などと、のたまふ…

複数の解釈ができるなんてクラス図っていわねぇんだよ、このヘタレ厨ガッ なんちゃってUMLと言うんだよッ

…などといったモンモンが解消されます。今まで数こなして経験的に修得し、直感的に描いてたチャートに対し、なぜそう描くのか? どう考えるとよいのか? が良く分かる(かつ人にも説明できる)。

こいつを読むと、「こうなる方が自然だから」とか「こう書いたほうが美しいから」とか言わなくなるはず(w

そういう意味ではモデラーな方々にとっては新しいことは書いてない。しかし、自明(but上手くいえなかった)ことが淡々と書いてあるのに驚くかも。

UMLモデリングの本質(児玉公信 著)

--

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« くりぃむレモン と みずいろ | トップページ | 第8章:プロジェクト品質マネジメント(その1) »

コメント

いい本ですよね。読書会があるようです。
http://www.javareading.com/bof/

投稿: kdmsnr | 2004.06.08 12:21

行きたいですー良い刺激がもらえそう…
乳飲み子抱えて行くか?

投稿: Dain | 2004.06.08 20:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: UMLモデリングの本質:

« くりぃむレモン と みずいろ | トップページ | 第8章:プロジェクト品質マネジメント(その1) »