紙オムツと布オムツ論争の決着
乳幼児のココロの発育にとって最重要なものは以下2つ。これにより子どもの「コミュニケーション基礎力」と「他者を信じる心」が育つ。
1.語りかけ
2.子どもが望むことを望んだとおりにする
高吸収性ポ リマーにより、紙オムツの性能は飛躍的に向上している。一方、布オムツの素材は今も昔もコットンのため、吸収率ではかなり劣る。したがって「オムツが濡れて不快」を理由に泣く赤ちゃんは、布派の方が圧倒的に多い。
その結果、布派のオムツ替え頻度が多くなり、紙派より必然的に語りかけや手間かけの機会が多くなる。つまり、上記1.2.が紙派よりも多くなっているというわけ。
布オムツのメリットの正体はここにある。
3歳児神話がまことしやかに語られるように、布派の主張がまかり通っている。経済性[*注1]を除くと、布のメリットの根拠は上記のみ。したがって、紙派でも頻繁にオムツ替え&語りかけを行うことにより布派と同様の効果を与えることができる[*注2]。
[*注1] 布が経済的なことは自明だが、洗濯の手間がハンパじゃなく、その負担は比較にならないほど大きい。手間や負担を金銭に換算するとトントンもしくはそれ以上
[*注2] 頻繁にオムツ替えすると、濡れて不愉快な思いをしなくなり、オムツはずれが遅れるといった心配も出てくる
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