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面接を上達させる

面接官担当向けに書く。ただし人事部の担当を除く。糞人事部に引っ張られて、糞忙しいときに奴らの手伝いを強いられているアナタのために書く。糞人事部の戯言は放置して純粋に面接を上達させる方法。ひょっとするとアナタのプロジェクトに配属されるかもしれないし(w

第一に、会う前に履歴書またはエントリーシートを読む。面接を受けようとしている職種内容も目を通す。「会えば分かる」のは確かだが面談の時には紙なんぞ見ているヒマはない。糞人事部のマネなんぞしなくともよい。

次に、会社は採用者の何に対して給与を払うつもりなのかを考えながら質問内容を考える。このときイエス・ノーで答えられないような質問にするべき。例えば…

「今までやってきたことのうちで、一番創造力が発揮できたのはどんなことでしたか?」
「前の仕事で、一番やりたかったのにできなかったことは何ですか? なぜできなかったのですか?」

これらの質問は面接する全員に答えてもらい、比較する。

面接中に注意したいことを2点。

ひとつめは、マイナス面もきちんと説明すること。いいところだけ強調するということは、突然、予想外に退職させられてがっかりする下準備をしているようなもの。採用候補の検討、面接の労苦が全て水泡に帰す。ネガティブな面もきちんと説明すること。

ふたつめは、誠実さを見つけること。勤勉、忍耐力、自身満々といった性格は生産性と関係がない(異論はあろうが)。ただ一つ、良い仕事をする人に共通する性格は誠実であること。事前に「イエス・ノー」で答えられない質問は、ここで生かされる。つまり、

「お答えになっているかどうか分かりませんが…」
「ご質問にはここまでは答えられますが、あとは勉強不足(経験不足)で良く分かっていません」

などという台詞。あなたの前に座るまで、おそらく1/10程度に絞り込まれているはず。そこで着目すべき性格は、どれだけ誠実になれるかという姿勢。

最後に。迷ったらIQに頼る。残酷で不愉快かもしれないが、以下の事実がある。「マネジメントの正体」より引用する。知能が全てではないが、最重要な決定因子であることは確か。


  1. IQの得点は、普通の会話で使われえる「賢い」「頭がよい」という言葉が意味する内容と、かなり一致する
  2. IQの得点は生涯のほとんどの間、完全にとは言えないまでも、かなり安定している
  3. 適切に実施されたIQテストでは、社会的、経済的、民族的、人種的集団による明らかな差は認められない
  4. 知能指数の高い従業員は概して生産性が高い

ネタ元「マネジメントの正体」
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