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南極大氷原北上す

/.で思い出したので、この本を紹介します。

/.記事「北海道の氷」で「夏の東京」を冷却せよ …要は、冬の北海道の寒さを利用して大量の氷を作り、首都圏に輸送して夏のビル冷房に利用するそうな。

即座に氷室とか思い出し、以下自動的に、翼人の神奈→観鈴→あおぞらの唄がエコーバック…

あーのーうーみー

どーこーまーでーもー

。。゜(゜´Д`゜)゜。ウァァァン

ええ、ええ、バカなことは百も承知しとりますよ。気を取り直して本を紹介します。10年以上も前の記憶を掘り起こすので間違いご容赦…

「南極大氷原北上す」(リチャード・モラン著、原題は "Cold Sea Rising")はスゴ本というよりもトンデモ小説ですな。確か文春文庫で読んだと記憶しているが、Amazonじゃ扶桑社から出てて、絶版かそれに近い状態です。内容はこんな感じ…

1995年10月15日。巨大な地質学的流動が南極大陸西部のロス海域で発生。海底噴火口よりマグマ噴出。災害度10。

そして、スペインの国土ほどあろうかというロス棚氷が南極大陸から切り離され、時速13キロで太平洋を北上しはじめたのだ!

南極大陸の大氷床を押しとどめていたロス棚氷が無くなれば、氷床は海へと滑り落ち、地球の海抜は一気に6メートル近くも上昇してしまう。世界の主要都市は残らず海面に没してしまう!

 こんな奇想天外が帯やら裏解説にあって、即買即読。イッキ読みでした。海洋パニック物かなーと読んでたら、米ソ対立構造もそれなりに書かれていたように思う。序盤、氷塊が生き物のように描かれててえらく不気味だったこと、ラストがこんなんアリ? と唖然としたことを覚えています。あまりにトンデモなのでネタ書きません。

 この話の中で、南極の氷を切り出し動力を据付けて赤道直下の渇水に悩む国まで自走させるネタがあったようななかったような…

 リチャード・モラン氏は他にも氷モノを書いている模様… 「北上す」でお腹一杯だったので↓のは読んでません

氷の帝国

氷河期を乗りきれ

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