塔山森から山本直樹。かわったねぇ…
【この記事のレジュメ】山本直樹さんの最近のマンガ「堀田HOTTA」を読んだ私の感想です。一般的でないし、漫画は18禁だし、信者の方には勉強不足な内容だし… という記事です。私の一方的な自己満足。ココログ連中には不可視にしたほうがよいとおもったり。
「堀田」を読んだ。びっくりした。すごかった。何が凄いかって? んー…思いもよらないエロを見たから。言い方かえると、斬新(かつ実用的な)体位を知った感じ、かな。
「デマコーヴァ」が最初だった。「触手」というジャンルがあることを知ったのは、彼のおかげ。あのトンデモ世界は、ずっと後に、サム・ライミ監督「死霊のはらわた」とかS.キング著「デスペレーション」で再確認することになるんだけれど、とにもかくにも、凄いなぁ、と思った。
次は「はっぱ64」だった。「山本直樹」という名前になったのもこの頃だったと記憶している。んー… 一葉と双葉、今から思い返すと、ありゃ「萌え」という感情だったに違いない。「デマコーヴァ」から「はっぱ64」まで、ものすごく変化した作家だと思った。
「きわめてかもしだ」が二番目に好き。一番好きは「あさってDance」。この頃のスピリッツは良かったナリ。エロ+ドキハラが入り混じってた。「あさDan」っつーても、誰も知らねーだろうなぁ(信者でもない限り)。「僕らはみんな生きている」とか「blue」「ありがとう」ぐらいまでは付き合ったけれど、「デマコーヴァ」時代からすると、んー… 弱くなったねぇ。
さっき「堀田」を読んだ。
…………
……
… すげー
すげーすげー
こんなん、アリ?
、という世界。
エロは「消しが薄くなったなぁ」という程度。ありゃ、相変わらず。
それよりも、世界。
すげー
こんな「世界」を創れるなんて…
おもわず知らず、
「本人?」
とつぶやいてしまった(御免)。
あそこはとても良い。中はどうなってるんだろう? と覗こうとしたらえらい怒られたことがある(アタリマエか…)。釈迦もキリストもマホメットも、それから私自身も、みーんなここからやってきたのだ。その「向こう側」がどうなっているかを見せてくれるファンタジー。
浄土か穢土か? それは読んでからの、お楽しみ。
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