渋谷夜話(2話)
深夜の渋谷の出来事。
第一話
デスマーチ最中のプロジェクトに放り込まれて、「おまいら、人月神話読んだのか」と小一時間問い(ry… まぁ、お世話になったシニアマネージャだし、がんばるぞい、っと馴染みの居酒屋で「実装方式どないしょ…」と白波片手にうんうんうなっていたら、とある紳士に声をかけられました。
『なんだか仕事でタイヘンそうだけど、眉間にシワ寄せて考えても、出ないときには出ないよ』
「は、はぁ…」
『そんなとき、ニコッと笑ってみると、いいことあるかもね。やってみてごらん、ウソでもいいから』
(雰囲気に気圧されて)「こ、こうですか?(に”っこり)」
『うんうんそーそー(莞爾と笑う)』
「あ…」
『どう?変わったでしょ?』
「ハイ、酒が美味くなりました」
『あはは、それでもいーよ。困ったときこそ、笑ってみなさい』
店のヒトに袖を引かれて教えてもらったことには、その紳士はこの辺でも顔役の方らしい… 物腰といい、言葉ぶりといい、ウチのシニアマネージャそっくり
_/ ̄|○
どこの世界も、同じなのかも… な。
第二話
深夜のハチ公口は、それこそ、じつに、たくさんの人々が居ます。和洋老若、男みたいなのから、女みたいなヒトまで、いろんなヒト(たぶん人)がいます。
とうぜんカップルもいっぱいいて、あっちこっちで愛を体現しています。唇どうしならまぁ良しとして、をいをいヤリ杉。
ま、春ですし
寒風ふきすさぶ中でも、ミニスカの中に手を突っ込んでる香具師もいたし… 彼女寒そうだったなぁ… 奴らにゃあんまり暖冷関係ないのかもしれぬ。
おまいら、ホテル逝けよ
そんなハチ公口で濃密なキスをするカプールをハケーン。LIFE誌の有名な"kiss"(カメラマン失念)みたいな「絵になる」キスでした。ロングの娘めちゃきれー、モデルさんかいな… 「きれいなお姉さんは、好きですか?」のCFぐらい、それぐらきれいなヒト。キス以上のヤらしいことはせず、お互いがお互いをむさぼっているような、若いキスでした。
「えーのー」と横目でパッシングする途中で気づきました。
おまえら♀♀かよ…
_/ ̄|○ 春ですね…
もったいないお化けって、知っていますか?
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