寿司とマヨネーズ(水月マヨ)
いわゆる寿マの単行本。一時期ROMだったが、書籍化されていたとは。
「寿マ」といってももう通じないだろうな。
ROMだったときも、読み終わった今もそうだが、感想はムリ。あまりに強くて痛すぎるから…これは、俗に言うSMカップルの物語。サディストとマゾヒストとして出会い、ご主人様と奴隷をいう大人のゲームを、このうえもなくマジメに貫き通したお話。
けれど、続けることは非常に難しい。離れた性愛を垣間見るつもりで読んでいたのだが、ふと自問する『彼女のように、ひたむきに尽す[尽し続ける]ということができるのだろうか?…それも、ただ好きなんだというだけで』。
1997年2月20日の日記より引用する。ここに凝縮されている。
ふーんと読んできて、『エピローグ』があることに気づいた。いわゆる後日譚があること知らなかった。ほんの十頁のエピローグに泣いた…出来過ぎな話かもしれんが、もう涙、なみだ…そんなことがあったなんて。
サイトからはうかがい知れぬ良話ですな。
…というわけで往時を知っている方、今すぐamazonへGO! (^-^
最後に。読むキッカケをくれて、ありがとうございます>kobaさん
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