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育母書(浜文子)

新米ママに『あなたのままで母を生きる』という言葉を贈ります。この素晴らしい言葉は、この本からいただきました。

冒頭に「赤ちゃん」という詩があります。最後の二行で泣きました。作者の『お母さんたち』への温かい思いやりにうたれました。

育児がいかに大変かは、身をもって知っています。でも、しょせん、パパの立場から。妊娠、出産を経て、子どもと24時間366日のママの目から見ると『やっぱり分かっていない、というか理解するのがムリ』らしい…

そんな自分に『まず第一に、妻を幸せにすることを考えなさい。妻が(母が)幸せでなければ、どうしてその子が幸せになれようか』と教えてくれたのはリンク先の『子どもへのまなざし』でした。表現こそ違えども、この本も同様の本質を述べています…それも母に対する温かなまなざしでもって。

反面、父親たちにはいささか距離を措いた書き方をしています。彼女自身、あとがきで述べているように、あんまりサポートが得られなかったようです。

ともあれ、子育てに戸惑う母親にとってホッとする一冊であることは確かです。


































パパたちは読まないほうが良いかも…

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