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リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを買ってきて身につけたら、たまらない背徳感を味わえた

「女の子の匂い」をご存じだろうか?

「臭い」ではなく「匂い」である。

よく言われる、せっけんの香りではない。デオドラントや柔軟剤、コンディショナー、乳液、ハンドクリーム、化粧水、オーラルケア、ファンデなどの香料、フレグランスでもない。それらは、女の子から漂ってくる様々な匂いを構成する要素にすぎない。

そうした、外づけの化合物ではなく、女の子自身から発する匂いだ。ココナッツミルクや白桃を想起させる、何とも言えない、「匂い」というより、「あの感じ」といえば分かるだろうか。心地よく、はっとする感じ、あるいは身体的にオンになる感覚である。

これは、わたしの変態性が生み出した妄想にすぎぬ、と考えていた。しかし、優れた先人たちの研鑽と研究の末、「女の子のいい匂い」とは、以下の物質であることが判明している。

 ・高級脂肪酸と安息香酸エストラジオール
 ・ラクトンC10、C11

では、女の子の匂いを再現することはできるのだろうか?

結論からいうと、可能だ。[女の子の匂いを再現する]で解説した方法で、脂肪酸やアルデヒトの「匂い」を再現することができる。しかし、一般には入手困難な試薬であったり、実験器具を要するため、手軽さに欠けるところがあった。

しかし、今回ご紹介するやり方では、673円(amazon価格)で女の子の匂いを再現できる。ロート製薬が開発した薬用ボディクレンズ(商品名:デオコ/DEOCO)を使う。

ロート製薬の研究によると、女性には、「若いころに特有の甘い匂い」が存在し、それは加齢とともに減少することが解明されている。匂いの正体は「ラクトンC10、C11」であり、10代後半~20代の女性に特有で、30代半ばから減少するという[若い女性の甘いニオイの正体]

デオコを使うことで、この甘い香りまとうことができるという。

で、お試しで使ってみた。

Deoco

結果は、まちがいなく女の子の匂いだったことを報告する。普通のボディソープとして使ったのだが、シャワーで流したあと、全身が女の子の匂いになる。

身体はくたびれたおっさんなのに、目を閉じると若い女の子の匂いに包まれている。おもわず自分を抱きしめ、ありもしない胸をまさぐる。心と体が入れ替わるリアル「君の名は。」か、あるいはプリキュアに変身したかのようで、非現実感がハンパない。

ただし、匂いだから慣れる。しばらくすると、分からなくなる。

ところが、問題はここからである。

時間が経つにつれ、身体についた匂い成分が、汗で揮発する。自分の体臭に、女の子の香りが混ざった新たな匂いがわきあがる。「自分の汗+女の子の匂い」に脳がバグり、背徳感がハンパない。

最も危険なのは、お布団にくるまっているとき。お布団のなかから、むんむんと女の子の匂いがする(おっさんの汗なのに!)。ぶっちゃけありえない非現実感と、人としてダメになる背徳感に打ちのめされる。

このイリュージョン、体感してほしい。
(効果は個人差があります)

 

 

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コメント

オーデコロンを出して欲しいな

投稿: | 2019.05.24 07:38

高校生の時の女友達が麝香の匂いしてました。何かつけてるのか聞いたけど特に…って自然でもありえるのか?私は50ですがその子以外嗅いだことがありません。

投稿: | 2019.05.26 20:18

>>名無しさん@2019.05.26 20:18

ごくまれに麝香を発する人がいると聞いたことがあります。あるいは、衣類に焚き染められていたのかもしれません(本人が気づかないだけで)。

投稿: Dain | 2019.05.29 07:17

なるほど~同性でもうらやましかったです良い匂いで。私が感じたのは化学的?ではないというか?何度か旅行したけど常にかぐわしいのです。50になったいまでも同じだったら本物でしょうね。娘がいるけど遺伝とかあるのかな?すみません。つまらない事で。おばさん(彼女の母)はしてませんでした。

投稿: | 2019.05.30 08:49

>>名無しさん@2019.05.30 08:49

ラクトンの匂いは加齢とともに低下傾向にありますが、人により差があります。とうが立った女性から、瑞瑞しい女の子の匂いがするのは、じゅうぶんありえます。

投稿: Dain | 2019.05.31 09:09

研究者のようですね、とうがたったは30歳辺りというところでしょうか?バリに行った時、現地の女性の体臭も日本では嗅いだ事がない表現が上手くできませんが独特でした。 電車に乗ると柔軟剤?の匂いで気持ち悪くなるときがあります。

投稿: | 2019.06.01 17:25

>>名無しさん@2019.06.01 17:25

体臭は食べているものによって変わるといわれています。バリの女性の体臭が独特なのも、食べ物のためかもしれません。

また、公共の場で他人の柔軟剤に気持ちが悪くなるという話は、よく聞きます。「香害」と呼ばれているようですね。

投稿: | 2019.06.02 06:59

バリの女性も電車の中も良い香りに間違いはないのですが過ぎると~きついのです。私は普段化粧しないのでそれも関係あるかも。ブログをみると難しい本ばかりですね。語彙力たけてますね~。桜○元大臣も語彙力あったらあんな目にはあわなかったのに。人間的にはとても素晴らしいのに出てくる言葉が残念。ウケ狙いはダメですよね。

投稿: | 2019.06.02 12:10

>>名無しさん@2019.06.02 12:10

「いい香り」も度が過ぎるとひどい臭いになります。過ぎたるは及ばざるが~の通りですね。嗅覚は鈍くなりやすいのは、ある意味良いことなのかもしれません。

投稿: Dain | 2019.06.06 18:56

バリの女性の匂いはやはり食べ物が関係してるんでしょうね。空港での香り(空気)も独特で私は海外はインドネシアしか行ったことがなくて他の国の匂いはしりませんがまた体験したいなぁ。実は今、鼻づまりなのですが…匂い&臭いに鈍感なおかげ?でストレスがなくてラクです…早く治したほうが…と言われそうですが。

投稿: MITSUKI | 2019.06.20 16:55

>> MITSUKIさん

はい、食べ物と体臭の関係は、切っても切れないものだと思います。

ここから面白い考察ができそうなのですが、「その地域・文化で『よい匂い』は、普遍性があるのか?」という問いです。もちろん、それぞれの地域性や歴史があるとは思うのですが、それを超えて「人類共通の良い匂い」というのがあるのか、ないのか、あるとするならなぜか? を考えると妄想が捗ります。

投稿: Dain | 2019.06.23 10:26

人類共通で好きな匂いという意味で思いついたのは赤ちゃんの匂いです~産まれてから数ヶ月しか嗅げない脂肪+汗の甘い匂い。息子の゙その時゙を思いだしました。本題から外れちゃいましたが。

投稿: MITSUKI | 2019.06.25 15:29

>>MITSUKIさん

赤ちゃんの匂い! 確かに期間限定で幸せになれる匂いですね。この匂いを再現できたら、「猫吸い」のように流行りそうですね。

投稿: Dain | 2019.06.27 19:08

猫吸い!ペット飼ったことがないのでわからないのですが?嗅ぐという事でしょうか?猫の肉球の匂いのクリームとか?ありますよね?まちがってたらごめんなさい。

投稿: MITSUKI | 2019.07.02 18:40

いつも楽しく拝見しています。
もうご存じかと思いますが、この投稿が、ライブドアニュースや、2ch等でも取り上げられ、話題になっていますね。
このサイトもとてもメジャーになってきたようで。
おっさんが隠れて楽しみにしていたサイトがメジャーになるというのは、デオコと似たような複雑な感情が、わき上がってくるような無いような、、、

投稿: | 2019.07.03 22:58

>>MITSUKI さん

「ネコ吸い」で画像検索するとイメージ湧きます。twitter界隈では、「喫ニャン所」が有名かもです。
https://twitter.com/kakanocco/status/964344257602502656

>>名無し@2019.07.03 22:58さん

ご心配ありがとうございます。デオコおじさんや、オタクな人がどんどんキレイになり、いい匂いになるのは嬉しい限りです。このまま社会現象になったらいいですねw

投稿: Dain | 2019.07.04 19:36

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