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ゲームで子育て(どうぶつの森)

 さいきん、「ゲーム脳」のデンパ(電波/伝播)が弱まっているので悲しい。

 トンデモ学会のセンセイたちは、もっと強硬に自論を展開して、世間を騒がせるべきなのに、なんだか萎縮しているようだ。「水からの伝言」や「脳内革命→破産」ネタに負けないよう、頑張ってもらいたい。

 そんなセンセイたちへの燃料として、わたしの子どもなんて、格好の事例になるだろう。親が子どもにゲームを与えているのだから。だいたいパパからして「炎のコマ」をやろうとして捻挫したことあるし (^^

 テレビとゲームは通過儀礼。逃げようたってそうはいかない。むしろ、ゲームとの付き合いをコントロールできるようにしておく必要がある。この単純な事実に目を背けようとする親にとって、「ゲーム脳」は格好の免罪符となっている。そんな親たちにとって、子どもの脳に良いゲームをご紹介。今までは、「ポケモン」や「まちがい探し」をオススメしてきたが、今回はコレ↓

おいでよどうぶつの森 スゴい… 何がスゴいかと言うと、子どもがスンナリ入れたこと。タッチペンによる直感的なインタフェースと、完全マニュアルレスなところ。何が目的なのかすら知らずに、いきなり遊べているのがスゴい。

 いや、ちゃんと「目的」らしきものは、あるにはある。住宅ローンを返済するとか、トモダチをつくって文通するとか、化石の標本を完成させるとか、バラエティ豊かな「目的」が沢山ある。ありすぎるぐらいある。

 自由度の高いゲームなら「ルナティックドーン」や「太閤立志伝」あたりが有名だろうが、それでも「そのシナリオをクリアする」という縛りがある。本作品はそうした縛りはなく、好きな「目的」に向かってコツコツとプレイし、仲間のどうぶつたちとのコミュニケーションを楽しむ。さらに、新しい発見を求めて森を散策する―― その世界にいることそのものを楽しむゲーム

 子どもにやらせてイチバン驚いたのが、タッチペン。操作方法を一切教えていなかったにもかかわらず、タッチペンでドアを開けてしまった。「どうして分かったの?」と訊いたら、「ドアはノックして開けるでしょ、だから、(ペンで)トントンってしたの」だそうな。「ドアの前+Aボタン」思考に凝り固まったパパにはできない発想なり。

 アクションやパズルゲームのような、制限時間や勝ち負けがないところも気に入っているようだ。世界をまるごともらって、やりたいことをやりたいようにプレイできる。「その世界で何をするのか?」を試行錯誤で探っていく過程こそが、このゲームの醍醐味なんだろうなぁ…

 "Hasta la vista,baby"と呟いてゾンビの頭をショットガンで吹っ飛ばしたり、あるいは「わたしもお姉ちゃんみたいに、して」と言わせたりするゲームが大好きなわたしにはモノ足りないけれど、のんびりと世界を味わうロハス(?)ゲームとして傑作だと思う。

 ポイントは「ゲームが悪いのではなく、プレイをコントロールしないことがマズい」こと。どんな本を子どもに読ませるか、どんなテレビ番組を見せるのかを、親や教師がコントロールしたりするように、ゲームもそうありたいものですな。そして、コントロールするだけでなく、一緒に楽しめるような関係(親=子のみならず、親=ゲームも)にしていきたいものですな。

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