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「ローマ人の物語」を10倍楽しく読む方法:ローマの休日で朝食を

ローマ人の物語ガイドブック ローマ人いいよローマ人!「ローマ人の物語」が完結する今秋、ちょっとしたローマ人ブームになる予感。予備知識が極めてアヤシイわたしのために、ミーハーのための「ローマ人の物語」講座はないかしらんと探したら→こんな良いサブテキストが。

 著者は見てきたように書いているので、読まされるほうはたまらない。二千年前の現場が史跡として残っていることは分かってるから、どうしても自分の目で見たいと思う欲求がムクムクしてくるのは自然だろう。

 わたしだってそうだ、ローマだけでなく、カンネーとザマは是非見たい。あ、何のへんてつもない場所だということは分かっているけれど、なんというか、「その場所に立ちたい」という説明しにくい欲求なんだ。

 そうした欲望(ニーズ)を満たすが如く、「『ローマ人の物語』の旅 コンプリート・ガイドブック」が出ている。「ローマ人の物語」の歩き方とでも言えばよいのか。実は、サブテキストのふりをした旅行ガイドなり。単行本で7巻目までを網羅しているので、前編というべきだろう(で、後編は完結巻を待ってるわけだ)。

 写真が豊富。家系図と年表、人名辞典は重宝する。服装や武器など、想像の助けとなる絵図もたくさんあり、さながら「完全パーフェクトガイド ローマ人の物語公式ガイドブック」(ファミ通なら安心)といったところか。

 「ローマ人」の読者層は広いが、エグゼクティブクラスに読まれているだろう。孫子のビジネス書のノリだな。あるいは、悠悠自適な団塊世代が読んでいそう(←ものすごい偏見)。で、ここが重要なのだが→彼らはカネを持っている

 1. 字ばっかりの「ローマ人」を読む(Attention/注意)
 2. 併読本・サブテキストを貪り読む(Interest/関心)
 3. ガイドブックで欲望をかき立てられる(Desire/欲求)←コレ!
 4. 丘、通り、史跡、広場の情景を脳裏に刻み込む(Memory/記憶)
 5. 実際に現地へ(Action/行動)

 うん、見事にAIDMAしてる。カネ持ってるならローマに飛ぶだろう、いや飛びたくなる誘惑に満ちたガイドなのでご注意を。出版社(新潮45)が企画した本だが、こいつぁJTBあたりで商品化しそうやね→「ローマ人の物語ツアー」。人生で最も長い休日に突入する世代をあてこんでヒットするだろうと言ってみるテスト

    ろーまに行きたしと思へども
    ろーまはあまりに遠し
    せめてはガイドブックを買ってきて
    妄想の旅に出でてみん

 ああ、何もかもほっぽって行きてぇ… "Rome! By all means, Rome"

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