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さよなら、「選択」

 それこそ高校ンときから読んできた。オヤジの本棚から盗み読みしたのがきっかけで、以後ン十年、愛着もひとしお。だからこそ残念でならないが、もうガマンならん。今号にて購読を打ち切ることに決定。

 理由は以下の一連のヲチの結果。かいつまんで言うと、高級誌「選択」が、子会社の犯罪にケツまくったまま2年間放置プレイ。わたしは激怒を潜り抜けてあきらめの境地に至ったというワケ。


  • [その1] 選択エージェンシーと「監修料」と「告訴」について
  • [その2] 「選択エージェンシー」で検索したら、興味深いことに気づきました
  • [その3] 雑誌「選択」の購読を止めるべきか?(自問自答無限ループ)
  • [その4] おまえなんか、ネコのうんこふめ―――――→ の3秒前
  • [その5] さよなら「選択エージェンシー」?
  • [まとめ] 一、子会社・選択エージェンシーを解散させます。一、尾尻和紀は選択出版専務取締役を引責辞任します

  ※「選択」贈賄事件の顛末はエルネオスの特別手記[参照]が詳しい。

 「三万人のための情報誌」と銘打ったクオリティペーパーの地盤沈下は目を覆うばかり。マスゴミ連中が書けないタブーへ切り込む「サンクチュアリ」シリーズは高く評価してたが、選択エージェンシーこそ「サンクチュアリ(聖域)」視せずにとりあげるべき。ずーーーーーーと信じてきたわたしが愚かだった。

 残念でならないが、仕方ない。

 で、以下の二誌になった。

  Foresight
  FACTA

 Foresightは世界情勢への知見がスゴい。まさに For(ward) Sight と言いたくなる。どれ読んでもシンクタンクのエリートが書いてるなー、としみじみ。本誌は梅田望夫氏の「シリコンバレーからの手紙」が人気だが、blogで追ってるので、それほど期待してない。

 むしろ連載なら「ブックハンティング」「ブックハンティング・クラシックス」を推す。本のレビューだけでなくそこから敷衍される時代の趨勢や書き手の見識が顕れていて、読んでる自分が賢くなった気になる。

 FACTAは、今春始まったばかり。編集長である阿部重夫氏の、google(と愉快な仲間たち)への敵視があまりに強い。強すぎて狭窄を起こしている部分もあるが、公開情報を丹念に集めて重ねて、事実をあぶりだすやりかたは金を出して読むべきだろ。かつての「選択」を彷彿とさせるが、あにはからんや、「選択」の元編集長なので味付けも似てくるというもの。

 目玉は連載「手嶋龍一式 intelligence」だろう。「ウルトラ・ダラー」売れてるみたいだし。あるいはNHKワシントン支局の「てっしー」といえば覚えていらっしゃる方もおられようかと[これとか]。既にNHKから離れているが、記事は的確だと感じた。「選択」で連載されてた「インテリジェンスを一匙」を激しく超える予感。

 ForesightのWebヨイショ2.0マンセーばかり読んでいると辟易させられる。IT屋としてメシを喰らっていると、世間サマの幻想があまりにも楽天的なので思わずダークサイドに目をやってしまう。

 あと、The Economist に手を出しているが、昨日の今日でもう息切れ。モノになったらまた報告しよう。

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