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そういえば「劇薬小説を探せ!」はどうなった?

 …という指摘をいただく。こんな場末のネタにツッコミ入れていただけるなんて、感謝。肝心の劇薬小説リストは粛々と消化しているけれど、スピードは抑え気味。また、引っかからない作品は記事化することもなく、ここに一行コメントを追加してひっそりと終わる場合もある。

 ひょっとして期待してる人がいたならゴメンナー。おわびに似たような企画の紹介をば。

読まなきゃよかった物語を教えて下さい。ネタバレ推奨ですので、閲覧の際はご注意下さい。買わなきゃ良かったとか時間を無駄にしたなどではなく、「トラウマになった」「暫く何も手につかなくなった」「価値観が変わった」「変な快感」などの読まなきゃ良かったです。

 グロ、陵辱、虐待、淫行、暴力、縛り、吊るし、切り刻み、焼印、監禁、カニバリズム、人体分解がキーワードで、ケッサク「ミッドナイト・ミートトレイン」を挙げた方は王見人ネ申。描写がキツめなので、次を読んでも大丈夫なら、のぞいてみてはいかが?
ミッドナイト・ミートトレイン
真夜中の人肉列車、というところです。血を抜かれ、毛をそられ、逆さ吊りにされた全裸の死体を発見したカウフマン。彼の見た肉切り包丁を手に、死体を処理している男こそ、地下鉄内連続惨殺事件の真犯人…この殺人鬼マホガニーは、人肉を食う集団に、人間の体を提供する役目を担っていて、という話

(「ミッドナイトミートトレイン」の紹介より)

殺人鬼II

動けなくされた後口に消火器を突っ込まれて噴射され、腹が破裂してしまう看護婦や(舞台は病院です)、口から木刀を突きこまれて肛門までブチブチと(この擬音がまた…)貫通させられる男や、頭を踏み潰されて殺された我が子の肉を無理矢理食べさせられて狂う母親、etc。しかも全て『生きたまま』というところが凄い

(「殺人鬼II」 の紹介より)

オーケーならここからどうぞ

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「見える化」は2章を読め

 いきなり結論というか自戒→いきなりamazonで買わずに、実物を手にすること。普段は「書店でパラ読み→amazon発注」が、今回はチェックせずに買ってしまったorz。いや、ダメ本というわけではなく、表層的だったので、ガッカリしただけ。

 これは「見える化ってなーにー?」 という人で、かつgoogle先生を知らない連中のための入門書。実際に「見える化」に取り組んでるならば、200ページの半分(1章と3章)を読む必要なし。1章と3章には、お約束の「見える化とは何か?」といった定義づけやコトバ遊びが並んでいて、仕事中にビジネス書を読むような経営者向けのネタがある。例えば、

  ・観える化
  ・見える化
  ・視える化
  ・診える化

上記の違いや、問題解決のためのPDCA
  Problem-Finding(問題発見)
  Display(「見える化」)
  Clear(問題解決)
  Acknowledge(確認)

のネタは、「見える化」の実施に何の役にも立たないだろうが、エラい人向けの作文に混ぜておくと喜ばれる(オヤジはオヤジギャグが好き、という法則)見える化


 それでも本書のキモである34の「見える化」事例は興味深い(2章)。会社によって「目で見る管理」や「可視化」、「視える化」と名前は違えど、見えないものを目に飛び込ませる試行錯誤は面白い。「あらあら、こんなことやってるのね~」てな感じで楽しめる(あらあら禁止!)。

 内部情報を公開することになるため、取組みの詳細が簡略化・断片化されていたり、ともすると企業名すら明かされていないものもある。それでも業界横断的にまとめられているのはありがたい。日経○○の記事を「見える化」で検索した方が沢山採れるだろうが、本書の方が体系づけてまとめられているため、さらりと読めるとこがマル。なんだか胸が一杯になったトコは次の一文。

 問題発見・問題感知は担当者の責任だが、問題の発生を未然に防いだり、対策を講じたりするのは、チームの仕事。解決まで個人で背負う必要はない
 そう、確かにその通り。問題という厄介ごとを見つけた人が犯人扱いされしまう理不尽さが、プロジェクトを殺す(キジも鳴かずば、撃たれまい)。鳴かなくなったキジがなんと多いことか。

 「不具合は、その対策を考えてから報告すること」
 「不具合を見つけた人が詳しいから、そいつに修復させろ」
 「throw しても誰も catch してくれない例外処理を自分で書く」

゚(゚´Д`゚)゜。  …あ、あれ。目から水が出てくるのはなぜだろう。

 気を取り直してと。エラい人から「見える化って何?」と訊かれたらこいつを推しておけば無問題。ソフトウェア開発をなりわいとされる方なら、本書よりも↓を強力に推す。見えないものを見る方法は、ソフトウェア開発にこそ渇望されているっしょ。

   「見える化」でソフトウェア開発! : オージス総研
   「見える化」の実践を「見える化」 : 角谷HTML化計画

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「箱」の在庫なし(重版予定なし)

 昼に電話した結果。版元に問い合わせたところ、定価入手はむりぽorz

 記事化した反響で、「」について有益な情報を教えてもらう。提供いただいた皆さまに感謝。また、触発されて早々と読まれた方も。とても嬉しくありがたい一方で、なんだかおもはゆい心持ち。

 興味深かったのが応対お姉サマの台詞↓

   「どちらでこの番号をお知りになりましたか?」

どうやら似たような電話が相次いでいて、ちょっと困っているようだ。文藝春秋オフィシャル[参照]からたどれますよ指摘したら、感謝された。さらに、読みたい人がぐんぐん増えている旨(ハッタリ)を伝えると、「ああやっぱり…」と嘆息してた。んが、だからといって増版するつもりもないらしく、上司の方(?)とごにょごにょした後、「重版の予定はございません(キッパリ)」とのこと。

 また、復刊ドットコムの投票数が増加しているのも面白い。ここ2日間で得票数を伸ばし、現在65票に至っている[参考]。100票までいくとイイナ!

 …と悠長に待つのもアレなので、貸出延長したり原書を注文したり。

「箱」関連のリンクは、まなめさんちが充実しているため、こちらをどうぞ(まなめさん、仕事早いっす)↓
  まなめはうす : 箱 Getting Out Of The Box

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