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東海地震←トヨタの対策

想定では、震源は駿河湾沖、マグニチュード8、震度6。10年後かもしれないし、3年以内なのかもしれない。その大被害はシロートのわたしにも想像できるのだが、トヨタが恐れているのはそこだけではないらしい。

同社は震度6の揺れを想定した免震対策はすでに済ませている。系列メーカを含め、「いまそこにある危機」の直接的な対策は完了している。新本社が好例であり、トヨタ王国を支える従業員の安全も考慮済みだ[参照]

しかし、設備や従業員が無事だったとしても、生活・通勤・物流手段を確保できない限り、生産は止まる。どんなに海外に工場を進出しても部品を含めた現地調達率が100%に達していないのは、コア部品をしっかりと握っているからだ、三河で。DOS/Vマシンがどこで造られようともCPUを握っているようなものだ。ではCPUが供給されなくなったら?

東南海地震になると津波はずっと大きいんだ。第一波襲来は地震発生後一時間二十分。波高は名古屋港の中央で九十センチ、岸で二メートル、川を遡上すると四メートルに達する
「震災列島」(石黒耀)より

高度な生産技術を必要とする技術集積型の部品は愛知県三河市で作られ、船便で海外へ運ばれる。ひとたび名古屋港がマヒすれば、世界中で「動かないトヨタ車」が生産されることになる。

トヨタは「地震後」を想定し、脱三河依存を図っている。雑誌「選択」で福岡県苅田町のエンジン工場を知った。

素材となるアルミ鋳造工場も併設する本格的なエンジン工場で、来年一月に生産を開始する。当初は投資額約三百億円で年産二十二万基だが、中国や東南アジアへの供給も含め「将来は倍増の四十万基体制にする」(トヨタ首脳)というところまで踏み込んだ。四十万基という規模はもはや分工場の域を超えている
選択「トヨタが福岡を「第二本拠地」に」より

福岡県宮田町、苅田町、大分県中津市と、生産拠点は着々と決まっている。来るべき東海地震にそなえ、どこまで三河を脱出できるのか? 愛知でやっているトヨタ博は仮の姿。トヨタは地震「後」まで想定したリスクマネジメントを実行している。

ネタ元
選択(今号は特に面白かった!)
Chunichi Web Press
wikipedia福岡県
RKB毎日放送

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