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子どもに「礼儀正しさ」をどうやって教えるか

それこそ乳幼児の頃は「育てる」よりもむしろ「世話する」時代だった。語弊があるかもしれないが「飼育する」という感じ。世話をしているうちに勝手に大きくなり、幼稚園に行くようになり、「ともだち」なる存在を見つけ、裏拳を覚え、悪い言葉を仕入れてきては叫んだり… と、立派な3歳児に育っている。

そこでフと気づいたのが上の課題。確かに学校などで「集団生活を通じ社会性を身に付けることができます」などと言われるが、「社会性」の中には礼儀正しさは含まれていないぞと。

目標を分解してみる。

  1.「礼儀正しい」とはどういうことか分かる
  2.「礼儀正しい」ことがあたりまえのようにできる

親なる私自身できているかが最大の問題なのだが… とりあえず 1 について自問。「礼儀正しい」とは何か? → 相手を尊重する意思が言動に顕れたもの。「礼儀作法」とは少し違うと思う。辞書にあたってみる↓

  広辞苑:社会生活の秩序を保つために人が守るべき行動様式
  新明解:尽くすべき敬意表現と、超えてはならない言動の壁

微妙に違うが気を取り直して 2 へ逝ってみよう。「あたりまえ」になって欲しいのは次の4つかな。

あいさつをする

基本にして最強。「できていない」人は数多く見かけるが、それは本人が悪いのではない。親がちゃんと教えていないので、「あいさつをすることは、あたりまえなんだ」と思えないだけ。大きくなってからの矯正は、本人が気づかない限り、不可能。これはオヤなる私が「礼儀正しく」家族にあいさつをするところから始まる。子どもはマネの天才。

話すときも、聞くときも、相手の眼を見る

ごめんコレできていない→私自身が。そっぽ向いたまま話を振ってるし、目線を合わせるためにしゃがんだりしてない。(叱るときなど)強く言うときは上から押さえつけるように言うため、子どもはけして目を合わせようとしない。誉めるときは目線を合わせているんだけどな… アイコンタクトの無い親子会話を避けるため、私が直さなきゃ。

悪いことをしたら、「ごめんなさい」と言う

おとうちゃん謝り上手だから、息子も上手(w … んが、何でもかんでも謝れば良いわけではない。「ゴメンで済んだら警察いらない」が、過ちを繰り返さない決意が入っているかがポイント。これも「謝る姿」をさらすことでマネしてもらおう。

なにかをしてもらったら、「ありがとう」と言う

これも最強。「ありがとう」は魔法の言葉。何度使っても磨り減らない、使えば使うほど輝きを増し、自分も相手もハッピーになれる魔法の言葉。一生の中で誰よりも多くの「ありがとう」をいえる人になってほしいなー と思っているので、まずオヤから実践中。hirocさんの「1日10回ありがとう」に倣って、「ありがとう」をできるだけたくさん(自然に!)言えるようにならなきゃ。

ううむ、だんだん「あたりまえだけど、とても大切なこと」に似てきたぞと。それはともかく、上記は全て、「相手を尊重する意思」が根っこにある。相手をかけがえのない存在として認め、尊重することにより自然に出てくるのが「礼儀正しさ」なんだとあらためて思う。

ただ、普通は「相手を尊重」→「礼儀正しい所作」のプロセスを経るのではなく、その家族を通じて習慣化していく「クセ」のようなものだと考える。なぜなら「礼儀正しい人」はそうするのがごくあたりまえのごとく行動しているから。礼儀正しさとは、習慣なんだ

だから先ず私が、子どもに対して「かけがえのない存在」だと思っていることを示し、彼が幼い存在だとしても「礼儀正しく」接することにより、習慣づけていくのが正道だな。大切にされたことがない限り、誰も大切にすることができないだろうし、礼儀正しく接せられたことがない限り、(人に)礼儀正しく接することなぞできないだろう。子どもはマネの天才。だから私のマネをしてもらうべく、私が「礼儀正しく」あろう。

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コメント

Dainさん、ご紹介&Trackbackありがとうございます。

4つともとても納得です。うちの子も習慣になるように親として手本になりたいものです。

それにしても、子どもって恐ろしいほど親をみてますね。

我が家では「はい、はい」という言葉を息子にたしなめられることが多い最近です。「“はい”は1回って言ってたじゃん!」。いやはや、おっしゃるとおり!

投稿: hiroc | 2005.01.08 00:08

hiroc さん、コメントありがとうございます

「ありがとう」は、それこそ耳タコになるぐらいくり返し(意識して!)子どもの前で使っています。おかげで最近、彼も「ありがとう」上手に… いやはや、ありがたいです。

やっぱり親が手本なんですよね。日常の立ち振る舞いも恐ろしいほどマネしてくるし。「"はい"は1回でしょ」は私も言われました。反論できない…

投稿: Dain | 2005.01.08 23:08

先日、長男が入院するというので実家を一人守る(私は単身赴任中)妻の下へ私の実家から応援に行こうか?と電話が入った時の事。
70歳近い年齢と北海道の雪道を気遣い、申し出を断る妻に小学2年生の次男が言った言葉「手伝いに来たいから電話してくれてるのに断るのは失礼だし可愛そうだよ、お礼を言ってお願いするべきでしょう。」に妻絶句。メールで知らせを聞いた私も絶句しましたが、子供って本当は凄いんですよね。+育ててくれた妻に感謝です。

投稿: 鉛のZEP | 2005.01.10 12:56

鉛のZEPさん、いつもコメントありがとうございます

ううむ、「好意は素直に受けるべし」その通りだと思います。小2でそこまでキッパリいえるとは。子どもがしっかりしているということは、その親がしっかりしていることの証左なんですね。

投稿: Dain | 2005.01.10 18:10

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投稿: Justin Brown | 2005.10.05 20:56

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