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渋谷の女子高生という神話

あれは「渋谷にいる制服を着た女」だよ、という話。知ってるよ、という人は読む必要なし。渋谷を歩く制服を着た女性は、「女子高生」という記号をまとっていることをよく理解しているが、周りはそう思っていないらしい。

たとえば街頭インタビュー。カメラに向かう「女子高生」は、生で見るとハタチをかなり過ぎてる。大人肌はファンデやTVブラウン管でごまかせるらしいが、照明さんやレフ板さんに囲まれ、「渋谷の女子高生」を演ずる女性は、ロケバスで着替えを済ませる。

着替えといえば、ロッカーでの着替え。ハイティーン(死語)の娘は、確かに東急ロッカーで着替える。私服→制服にな! 私服で電車に乗ってやってきて、わざわざ制服に着替えることに何の意味があるのか、オヂサンには分からない。

テレビ収録もそう。カメラを向けると逃げ出す娘が本物。東急や井の頭沿線の子は、学校バレすると問題があるため、写らないように逃げる。嬉々として応ずる女子高生は確かにいる。しかし彼女らは、電車を乗り継いで渋谷にやってくる。

水色ワンピース着てるオッサンや、熱々レズカップルが闊歩する街だから、めったなことには驚かないが、どうみても20代後半なのに女子高生な2人が腕組んでいるのを見かけたときにはのけぞった。好奇心を隠せず「なにかの撮影ですか?」と尋ねたところ、卒業して十年経つけれど、どうしても制服を着て渋谷を歩きたかったそうな。

ここまでくると、一種のコスプレ、つまり渋谷という聖地でくりひろげられる女子高生というコスプレなんだ…(109が"はにはに"聖地であるのと同じだねっ)。

では本当の「渋谷近辺の高校の女子」は? もちろん Book1st や マクドに駐屯(たむろ)ってる娘もいるし、ハチ前の電話ボックスで一生懸命客引きをしている娘もいる。でも、ほとんどの子は、少し疲れた様子でノートや参考書を眺めている、どこにでもいる高校生。

がんがれ、受験生。センター試験はもうすぐ。

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