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リラックスを強要される子どもたち

読んでないが、スゴ本だ→"Ready, Set, Relax"

この本は9-15歳を対象とした心身のリラックス法を紹介している。Amazonレビュー読む限り、米国の子どもは慢性的なストレスにさらされているようだ。日本だと「お受験」だろうが、米国だと履歴書なんだろう。

平日は稽古事、ホームワーク、休暇だとボランティアやインターン活動… 大人顔負けの過密スケジュールに追いまくられる米国の子ども。当然、大人と同じようなプレッシャーに晒される。曰く、「期限までに、目標を達成せよ」

オトナの勝手な「競争社会」「成果主義」が afterschool に持ち込まれることによる弊害は大きい。ジャーナリストのルイーズ・ブランソンによると、

現に、子どもたちは、興奮剤や鎮静剤をはじめ、鬱やストレスに対処する薬への依存を強めている。アメリカの学校を覗いてみるとよい。保健室には向精神薬の「リタリン」や抗鬱剤の「プロザック」をもらおうとする子どもの姿があるはずだ(雑誌「フォーサイト」5月号より。太字化は私)

そうしたクスリに頼る前に、なんとかしようという試みがこうした本だろう。「位置について、用意、リラックス!」という号令自体、皮肉としか思えないが、当事者たちはおおマジメだ。

ニュージャージー州のリッジウッドでは「位置について、用意、リラックス!」という日がある[参照]。年に一度のこの日では、学校はホームワークを出してはならないし、課外教室やスポーツクラブは自粛する。オトナも早く帰って家族で団らんしなさい、という日らしい。今年は3月22日だったとか。

「リラックス」を強制される米国のお子さまたちは気の毒だが、ニッポンもたいして変わらない。米国を嗤ってられない。そのうち「ストレスマネジメント」とかいう言葉が流行るようになるのかね。

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ネタ元:雑誌「フォーサイト」5月号

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