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「プロジェクトはなぜ失敗するのか」(伊藤健太郎)

入門書。「プロジェクトマネジメント入門」が妥当。デスマを一度でも歩いた人ならどうしてこれが本になるのだろう?と思うはず。それでも「プロジェクトはなぜ失敗するか?」について真剣に考えてまとめたというだけでもたいしたもの…だと思いたい

例えば…「リスクマネジメントが重要です。だからリスクマネジメントをちゃんとやりましょう」 … そんなことは分かっている。ただ、限られたリソースの中で何をどこまでやればちゃんとリスクマネジメントしたことになるのか?が書いてない

このブログのPMシリーズを読んで「ふーん」と思う人なら読む必要ないだろな。「へぇ」と思った人なら読んでおくといいかも(w

「真の問題は○○だ」とか、「○○だから××すべき」とか断定口調のなんちゃってソリューションを聞くたびに言いたい

失敗したプロジェクトメンバー10人から、その原因をヒアリングしたとき、失敗した原因はいくつか数えたことがあるか?ってね

答えは1000以上。10人×100色の状況下で、その場その場で解決できる人材を創りあげるしかない。状況や問題を定型化定例化マニュアル化できると信じるのはテメェの勝手かもしれないが、後でいかようにも言い訳するのでなく、イマ、ココで解決しなければならないから、評論家は逝ってよし! っつーわけで、これで喰える人は羨ましー

顧客とは誰かについて全く切り込んでいない。一般論化するあまり、総務的な役割をする人を、業務仕様のステークホルダーとして扱ってしまう愚について一切語っていない。また、RFPをまとめる能力がない人材を"システム担当者"に割り当ててしまうとどうなるか? について、書いていない
…マジになっても仕方ないかorz

「日経○○マンセー」坊やにとっては飛びつきたくなるような内容だと思う。しかし、この本に従って、PMの普及のためPMOをつくるだけでOKという話じゃぁないと思うぞ

PMOの問題はそのうち書きます

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