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親子のデジタルディバイド

自分を基準に判断することは拙速。「メディアとしてネットは浸透している」との理解は拙速なのではないかと思うようになった。

…というのも子育て仲間との会話から。「パソコンは年賀状やデジカメのために使う」ご夫婦が多いこと多いこと。「ネットは?」聞くと一様に「怖い・よく分からない」(2chあたりを意識していると思われ)携帯メールやe-mailは使うので、「ネット=メール」という感覚。情報収集/発信までの閾値は高い。

これが全てとは思わないが、ネットメディアの浸透度は自分が考えているよりも低そう。

その一方で小学校でPCの授業がフツーに行われている。昔そろばん、今パソコン…どちらもデジタル計算機だ(w

…などと考えていたら総務省から「情報通信白書2004」が出た。

興味深いのは「属性別インターネット利用率の推移」にある世代別の利用度。総務省は「ネット利用格差に最もマイナスの影響を与えているのが60歳以上という因子」という毒にも薬にもならない結論を導いている。

この記事ではもっと面白いところに目をつけてみよう。

13-19歳と、そのパパママ世代の30-49歳の利用度を見る→同程度の普及率。これは調査と質問の方法によりこの結果になったものと思われ。

つまりこうだ。調査概要によると、世帯調査は世帯主に郵送という形で行われた。パパママは自分がメールや天気予報に使っていて、さらに子どもにも携帯メールを持たせているので、どちらも同程度の利用率。回答をするパパママがネットに疎いのであれば、返事すらしなかったと想像する

さらに「インターネットを利用している」定義として、パソコン、携帯電話・PHS・携帯情報端末、ゲーム機・TV機器等のうち、1つ以上の機器から利用している6歳以上の者が対象という。これは「携帯メールを利用している」=「ネットを利用している」でそれ以上の掘り下げは無い。

回答をしなかったパパママの子どもは、ネットに縁が無いのかというと、そんなことはない。学校で教えてくれるから。学校で教えてくれるのは、電子メールやhtmlイロハから、コミュニティサイトでのネチケットまで。当然子どもはアクセスするわな、このヘンとかにね。学校から2ちゃんは制限かけているらしいので、オトナの視野からちょっと外れたサイトに集うわけ。

ケータイは知り合いとのコミュニケーション、「場」は学校PCなどから入る。パパママは携帯メールだけだと思っている。これが子どもとネットの現状。

子どもとネットの間に闇があるとするならば、無効回答の中にあるのだと確信している。

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