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中国農民調査

 地球の夜側だけの画像を見たことがありますか? 明々と光っているところと、真っ暗な場所のコントラストが、美しいよりも哀しく思える、そんな夜景です

 日本や欧米など、センシンコクと呼ばれる国々は光っています。まるで、国全体が輝いているかのようです。朝鮮半島の北半分と南半分は、非常にハッキリと識別できます。

 その目を中国に向けると、チョト不思議に思えるかもしれません。海岸沿い、いわゆる"沿岸部"では煌々と輝いているにもかかわらず、内陸部は真っ暗なのです。

 もちろん内陸部は全部真っ暗というわけではなく、北京、重慶、廣州といった巨大都市部は輝いています…がそこからチョト離れると、そこには闇。

 そこにいる人々は、何をしているのだろうか? 同じ国なのに、これほどクッキリとした「格差」はなんだろうか? という疑問は、「中国農民調査」という本が明らかにしてくれます。これが、今回紹介するスゴ本です。

 残念ながらこの本、中国語で書かれているため、私には読むことができません…が、その評判は日本でも紹介されています。当局による規制がかかり、現在発禁になっています。

 これはいわゆる「暴露本」で、今年1月に発売され、たちまちベストセラーとなったそうな。1998年に江沢民国家主席が視察する前に、地元当局が突貫工事で貧困地区での基盤整備を偽装したことや、重税に抗議した農民が警察に暴行を受けて死亡したことなどが書き立てられています。

 経済的な飛躍がめざましい中国だが、中国は農業国のはず。人口13億のうち、9億近くを農民が占めている。都市開発を受けて田畑を失ったり、「離農」出稼ぎ労働者が都市部に流れ込むといったニュース実は氷山一角なんじゃぁないかと

 中国の輝ける場所と、その傍らの漆黒の闇。このコントラストは、ますますクッキリとしていくように見えます

-- 4/11追記 「中国農民はなぜ貧しいのか」(王文亮)を読んだ「感想」

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