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1914夏

 1914年から数えると、もうすぐ90回目の夏を迎えようとしています。1ジェネレーションが30年だから、ちょうど3世代目にあたりますね。

  90年前のパリ
  60年前のオキナワ
  30年前のサイゴン

 90年前、つまり3世代前に欧州で何があったか、ご存知でしょうが、どのようにそれは手遅れとなり、どうしてそれを止めることができなかったのかは、以下の小説を読むと想像できるかもしれません。

 60年前、つまり2世代前にオキナワで何があったか、ご存知でしょうが、目を覆いたくなる以上のどれぐらい悲惨なことがあったかは、わたしには、以下の本を読んで想像するぐらいしかできません。

 30年前、つまり1世代前にサイゴンで何があったか、ご存知でしょうが、肌の色に関係なく、その尊い血が、どれだけムダに流されたかを知るには、以下の小説(の名を借りたルポルタージュ)を読むと分かるかも。

  90年前は、マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 1914夏」
  60年前は、石野径一郎「ひめゆりの塔」
  30年前は、開高健「輝ける闇」

 どいつもこいつもスゴ本なんだけど、紹介したくないぐらいの悲惨さだよ。書いてる自分がイヤんなる。でもね、あたしャ次のことがいいたくって、この記事を書くんだ。

ひとつめ
過去を正すことはできない。もう起きてしまったことだから。
未来に影響力を及ぼすことはできない。まだ起きていないことだから。
唯一、今のいまだけが、変える/変わることができる。

ふたつめ
渋谷で反戦だの非戦だのシュプレヒコールしているヴァカどもよ、てめぇら投票してねぇだろがッ!!
でも受け入れるしかない、過去の結果は変えることができないからな(w

みっつめ
戦争はとっくに始まっている。「気分はもう戦争」になってないだけ。この道は戦争ではなくって、戦場、だよ

おまけ
「黄色い本」だの「チボー家のジャック」でウットリしている連中へ一言。Roger MARTIN DU GARD が、"LES THIBAULT" で1937年に、ノーベル文学賞を与えられたのは、"L'Ete 1914"、つまり「1914夏」に対してだよ。「西部戦線異常なし」みたく、彼は反戦の心意気で書いたのではなく、戦争を徹底的に書ききることにより、テメェらで考えてみろ!と、言いたいんだと信じる。戦争が、自分の人生に決定的な一撃を与えることが、心の底から納得できる。そういう意味で、こいつはスゴ本です。ジャックもアントワーヌも、この戦争でみんな死んでしまうよ、それもこれ以上ないほど悲惨で情けない死に方でな(やべ、ネタバレだなw)

くり返す、今のいまだけが、変える/変わることができる

くり返つもりなのか… 、な?

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