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インテリジェンスを一匙(大森義夫)

インテリジェンスとは何か? 

それは、単なる「収集された情報」では無く、分析された競合情報に基づいた判断に資する推論のこと。

"intelligence"を辞書にあたると、「諜報」だの「情報機関」といったコトバが飛び出してきますが、『スパイ』と読み替えて思考停止していた私に喝を入れた記事が、これです。

筆者は元内閣情報調査室長。
日本独自のインテリジェンスの必要性を説き、その
  目的
  運営方法
  コントロール
  メンバーのトレーニング方法 etc...
を非常に具体的に示しています。

筆者の言うとおり『きれいに』組織できるとは思いにくいですが、そうしたニーズがあることは強く頷けます。

記事は雑誌『選択』に連載中(2004.3号が最終回)。
  三万人のための総合情報誌『選択』

…書籍化されにくいだろうなぁ…この話題。


○死語になりつつあるキャッチフレーズ、e-Japan革命は、i-Japanと名付けられていたかも…"intelligence-Japan"って、スパイ王国、ニッポンには良い名前かもな(w
  IT戦略の今後の在り方に関する専門調査会議事要旨(H14.11.28)


○世界最大・最強を誇る Central Intelligence Agency の事情。インテリジェンスは行政府の活動であり、立法・司法は介入せずといった話や、歴代を超えて今なお有効である大統領覚書が記されています。

インテリジェンスの本質だなぁ、と共感した箇所を引用。

   > インテリジェンスを作成するにあたっては、当然のこと
   > ながら非公然の情報収集活動を行う必要があるが、
   > その多くは公開情報(open source intelligence)に
   > もとづくものだとされている。

とっても同感。オープンソースを渉猟・検証した者のみがたどり着いた情報こそ、「ただしい」情報だと思う。
  米国におけるインテリジェンス活動の法的基盤(pdf)


○新ガイドラインではintelligenceを『情報』と訳している
  THE GUIDELINES FOR U.S.-JAPAN DEFENSE COOPERATION

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